2023年5月3日、4日に、福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」が4年ぶりに通常開催された。博多どんたくは、わが国の古い民俗行事「博多松囃子」（国指定重要無形民俗文化財）が起源とされる。「どんたく」の名称は、明治時代に一時禁止されていた「松囃子」を復活させる際に呼ばれ始めたもので、オランダ語のZondag（休日）が語源と言われている。昭和37年には、どんたくは市民参加の「福岡市民の祭り　博多どんたく港まつり」となり、今では観客200万人超えの全国でも有数の祭りに成長した。※１
GWの2日間は、老若男女が思い思いの格好でパフォーマンスをしながら街中を練り歩き、どんたく広場や市内29か所に設置された演舞台では、博多民踊を始めとして、祝いのムードで湧き返るさまざまな演出を行った。街全体が活気づき、どんたく一色に染まった2日間となった。
※１：どんたくパンフレット（福岡市民の祭り振興会）より引用
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　二胡検定はアマチュア（業余）検定。だから、アマチュア二胡愛好家がたくさんいることが検定の前提条件になる。でも、中国には、一般の方々が趣味として二胡を手に取る際に障害になりそうな要因が経済的なもの以外にも存在し、その一つが二胡奏者に対する根強い偏見だった、というのが前回の内容であった。あの劉天華も偏見と闘いながら、作曲することによってソロ曲のレパートリーを増やしたり、大学教育の道を整えたり、演奏会を開いたりしたが、潮目が大きく変わったのはやっと1949年の中華人民共和国建国後、民間音楽家が重視されるようになってからのことである。
　さらに、今回は1950年代に相次いで創設された民族楽団の存在が、他の障害の解決に関しても大いに寄与したのではないか、ということについて、ちょっと述べてみたい。
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井上幸紀（いのうえ　ゆき）プロフィール
大阪市内で二胡・中国語教室をやっています。写真は区民センターの二胡グループレッスンの最中に生徒さんが撮ってくださったものです。会議室なのにピアノも使えるというナイスなお部屋ですが、リニューアルされた椅子が、浅めに座るのにはちょっと向いてないような気が…。


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ブログ：張韶老師の二胡講座http://nikokouza.hateblo.jp/
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　　前号で劉文金作曲の「火―彩衣姑娘」を取り上げた際に、日本での劉文金作品の認知度について、私見ながら「豫北叙事曲」と「三門峡暢想曲」の２曲がダントツであると述べました。また、二胡学習者の中で、この２曲を練習した後に、次にどの劉作品をやろうか、というと、どれもなかなかの大曲で、気軽に取り組めない、というのが正直なところではないか、と思われます。そのような意味もあって、前回は「火―彩衣姑娘」を取り上げておすすめしたのですが、今回は、敢えて大曲の「長城随想」に取り組むことにしました。
　　敢えて取り組むには、次のような理由があります。
（１）作品として、劉が若い頃に書いた「豫北～」、「三門峡～」より完成度が高く、日本人学習者もぜひトライしていただきたい曲である。
（２）全楽章通して弾くのではなく、どれか一楽章だけでも十分に音楽的に満足感がある。このことを知れば、ハードルが少し低くなるのではないか。
（３）前項に関連して、二胡楽曲によくあるパターンの構成法ではないため、楽章によっては、速いフレーズが不得意な人でも、無理をしないで済む。
（４）実際に弾かなくとも、曲についての知識があれば、この曲を聴いて深く味わい、楽しむことができる。
　以上、思いつくままに挙げましたが、これをきっかけに、この曲に興味を持ち、聴き込んだり、弾いてみようか、という人が増えることを願っています。
　なお、参照する楽譜（五線譜、ピアノ伴奏付き）は『劉文金二胡作品集―創作、演奏訪談与教学指導』(宋飛主編 高等教育出版社刊2013年4月) で、そこに掲載された劉文金、閔恵芬、宋飛のインタビューからも随時引用します。

• 楽譜を読む前に
• 「序曲」を俯瞰する
• 第一楽章「関山行」を俯瞰する

（詳細は本誌をご覧下さい）

・二胡独奏数字譜　・二胡独奏五線譜　・二胡＋ピアノ伴奏譜

（楽譜は本誌をご覧下さい）

YouTubeに2023年春号掲載の楽譜「春江花月夜」（二胡独奏）のピアノ伴奏音源をアップしました（限定公開）。
https://youtu.be/PiETFLbX0Qc
よりご覧ください。
＊今号掲載の楽譜関連音源は追ってYouTubeにアップいたします。
アップ情報は随時、『二胡之友』ホームページ　http://www.nikonotomo.com/
編集長Twitter　http://twitter.com/henshutyo にてお知らせします。
音源は楽譜製作時のチェック用で、音質、ニュアンス等理想的なものではありませんが、練習の参考にご利用ください。
　

　私が鍾さんと知り合ったのは、津軽三味線が結んだご縁によるものだ。私の後輩が子供のために津軽三味線の先生を探していたので、友人を通してある先生を紹介してもらい、連絡した。それが鍾さんで、彼とはFacebookでつながる友人となった。初めて実際に鍾さんと会って感じたのは、音楽教育に対する熱意に溢れていて、ステージでの演奏は二胡であろうと津軽三味線であろうと、自信に満ちた表情で、全身から燃える魂のようなパワーを発していた。そして更に魅力を感じたのは、彼は天賦の才を持つ表現者と言えることだ。（取材：呉俊徳）
（詳細は本誌をご覧下さい）

楽譜が見えずらいから暗譜！？

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真真（シンシン）プロフィール
中国民族楽器二胡（erhu）＆vocal
2008年より二胡を東京在住の中国人胡弓演奏家・作曲家・楊興新（やんしんしん）氏に師事。
2012年春、千葉県県立高校（国語科）を退職、その年に単独演奏会。
2013年秋にファーストアルバム「花」を製作し、各地で演奏活動やレッスンを開始。
2017年春、セカンドアルバム「ふるさと」を製作。
2018年2019年、日暮里サニーホールコンサートサロンでリサイタルを開催。
古典曲、ポップス、クラッシック、童謡、民謡など幅広いレパートリーとヴォーカルも好評。作詞作曲も手がける。
2018年、「山口ゆめ花博（全国都市緑化フェア山口）」にて「ゆめ花応援クリエイターズ」公式アーティスト。
2012年より東日本震災被災地慰問演奏を開始し、毎年8月8日の陸前高田市「迎え火」では追悼二胡演奏を行う。

ブログ「二胡奏者真真　のっほほーんパンダフルな時間」
千葉県流山市在住。本名・関　浩恵
山口県宇部市出身。山口県宇部市ふるさと大使。
「真真」の名は、上野恩賜動物園のパンダ「真真（シンシン）」の名前を拝借。
血液型Ａ、おうし座。気分転換は読書とラグビー観戦。
好きな食べ物はお好み焼き、焼き肉、かつ丼！

HP　http://www.shinnshinn.com/
ブログ　http://ameblo.jp/shinnshinn223/
★オンラインレッスン「タクプラ」講師　https://tacpla.com


★真真3rdアルバム『Asian Style ～無為自然』
ご購入は
・ヴェンタインレコードHP CDショップ サイト　http://www.koperniks.com/shinnshinn/
<収録曲>
1「ドルフィンダンス」オリジナル曲
2「一人で進め」（インド楽曲　ekla choro le）
3「森の言葉」～古典舞踏『レゴン・ラッサム』Conong（女官の舞)より　＊ガムラン演奏：櫻田素子＆ベクトル
4「喜送公粮xi song gong liang」（顧武祥、孟津津作曲）　＊タブラ演奏：森上唯
5「空を歩こう」オリジナル曲 ＊打楽器と尺八演奏：辻幸王
録音：弁天アジアン・ポップス楽団（蟠龍寺スタジオ）
デザイン：弁天ハウス（NoNo）
produce : 吉田 哲（ヴェンタインレコード）
　

　みなさん、こんにちは！
　二胡之友とのコラボ企画～「ウェイウェイ・ウーと一緒に二胡を楽しもう～！」、前回第１回目を掲載しました。「SAKURA/17」の演奏、楽しめましたか？
桜の季節に、ぜひ皆さんと一緒に奏でられることを夢見たいです～！
　さて、第２回目の今回は、私が2003年に発表したセカンドアルバム「上海Red」より、「上海セレナーデ」を通じて、二胡の楽しみ方などをご紹介しようと思います。
（詳細は本誌をご覧下さい）
　

　「Ｎｉｋｏｐｅｄｉａ」は、二胡にまつわる雑学や動向などを随想形式でお届けしています。話はあちこちに飛びますので、気軽に読んでください。今回のテーマは「マニア」です。

• カメラ・マニア
• 音響マニア
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• 二胡マニア

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