30年の歴史がある「長崎ランタンフェスティバル」。コロナ禍での開催中止を経て、2023年の春節に28回目の開催を迎えた（開催期間：2023.1.22～2.5）。本フェスティバルでは、二胡演奏は欠かせないものとなっており、長崎の二胡愛好家にとって念願の再開となった。
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　二胡検定はアマチュア（業余）検定。だから、アマチュア二胡愛好家がたくさんいることが検定の前提条件になる。でも、中国には、一般の方々が趣味として二胡を手に取る際に障害になりそうな要因（経済的要因以外）があった、というところで、前回は終わってしまったので、それらの具体的内容について記していきたいと思う。とはいえ、あくまでも私の知っている範囲に限られている旨、あらかじめお断りしておきたい。
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井上幸紀（いのうえ　ゆき）プロフィール
大阪市内で二胡・中国語教室をやっています。右の白黒写真は『張韶老師の二胡講座』上巻81ページに掲載したもので、カラー写真はそのもとになった2011年の京都のホテルでの演奏写真。はじめて使うPhotoshopに悪戦苦闘しながら、無数の図や写真を加工・作成したことを思い出します。

ブログ：二胡を知る からだを知る こころを知るhttp://www.niko.ms/
ブログ：張韶老師の二胡講座http://nikokouza.hateblo.jp/
Facebook：https://www.facebook.com/erhumao
Twitter：https://twitter.com/erhumao


　　　

　今回は劉文金作曲「火―彩衣姑娘」を取り上げます。取り上げるきっかけとなったのは、昨年11月に沖縄で行われた「二胡縁 琉球の風」コンサートで、甘建民さんがこの曲を演奏されたからです。2002年作のこの曲、来日演奏家のコンサートで聴いてはいましたが、日本の演奏家が取り上げる機会はまだ少なく、認知度が低いため、ここで取り上げるのは時期尚早と考えていました。しかし、甘建民さんが演奏されたことにより、徐々に日本でもコンサートやレッスンで取り上げる機会が増えるのでは、と思い、紹介も兼ねてアナリーゼすることにしました。
　今回参照する楽譜は、五線譜の『二胡套曲 如来夢』（劉文金著　人民音楽出版社刊 2013年6月）で、ここに書かれた劉文金の「前言」や、『劉文金二胡作品集―創作、演奏訪談与教学指導』(宋飛主編 高等教育出版社刊2013年4月) に掲載された宋飛のインタビュー、そして『華楽大典・二胡巻　楽曲篇下』（上海音楽出版社刊）掲載の劉文金による「創作メモ」「演奏メモ」も参照します。
　　　　　　　なお、この曲は数字譜版もありますが、オリジナルは五線譜と思われますので、数字譜は参照しません。

• 楽譜を読む前に
• 全体を俯瞰する
• 各部分を見る
• 最後に

（詳細は本誌をご覧下さい）

・二胡独奏数字譜　・二胡独奏五線譜　・二胡＋ピアノ伴奏譜

（楽譜は本誌をご覧下さい）

YouTubeに2022年冬号掲載の楽譜の音源をアップしました（限定公開）。
「谷茶前」https://youtu.be/KnUBH9lSWUo
よりご覧ください。
＊今号掲載の楽譜関連音源は追ってYouTubeにアップいたします。
アップ情報は随時、『二胡之友』ホームページ　http://www.nikonotomo.com/
編集長Twitter　http://twitter.com/henshutyo にてお知らせします。
音源は楽譜製作時のチェック用で、音質、ニュアンス等理想的なものではありませんが、練習の参考にご利用ください。
　

　私は李芃さんが幼い頃から、その成長を見守ってきた。彼女は今や優秀な演奏家に成長を遂げ、活躍している。彼女の父親の李十三先生と私は仕事の上で協力関係にあり、彼女ともずっと親しくしてきた。李十三先生は台湾でよく知られた二胡製作師であり、李芃さんは幼い頃から木材に囲まれて育ち、蛇の皮と楽器の山の中で二胡に関する知識に触れ、多くの二胡の先生方に面倒を見ていただいて育った。見たり聞いたりして自然に音楽が身に付くような環境で成長した彼女は、願い通りに二胡演奏家、指導者になったが、大人達の期待に応えようと自分で自分にプレッシャーをかけたために、二胡を学ぶ過程は普通の学生よりも苦労が多いものとなった。陸百合先生、李逸民先生、そして蕭白鏞大師、陳淑芬教授に至るまで、多くの先生の指導のもと、やがて李芃さんは非凡な表現力を身につけ、豊かな感情を乗せた演奏は、今や現代の若き二胡演奏家の中で抜きん出た存在となり、明日のスターとして大きな期待が寄せられている。（取材：呉俊徳）
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香香（シャンシャン）との別れ

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真真（シンシン）プロフィール
中国民族楽器二胡（erhu）＆vocal
2008年より二胡を東京在住の中国人胡弓演奏家・作曲家・楊興新（やんしんしん）氏に師事。
2012年春、千葉県県立高校（国語科）を退職、その年に単独演奏会。
2013年秋にファーストアルバム「花」を製作し、各地で演奏活動やレッスンを開始。
2017年春、セカンドアルバム「ふるさと」を製作。
2018年2019年、日暮里サニーホールコンサートサロンでリサイタルを開催。
古典曲、ポップス、クラッシック、童謡、民謡など幅広いレパートリーとヴォーカルも好評。作詞作曲も手がける。
2018年、「山口ゆめ花博（全国都市緑化フェア山口）」にて「ゆめ花応援クリエイターズ」公式アーティスト。
2012年より東日本震災被災地慰問演奏を開始し、毎年8月8日の陸前高田市「迎え火」では追悼二胡演奏を行う。

ブログ「二胡奏者真真　のっほほーんパンダフルな時間」
千葉県流山市在住。本名・関　浩恵
山口県宇部市出身。山口県宇部市ふるさと大使。
「真真」の名は、上野恩賜動物園のパンダ「真真（シンシン）」の名前を拝借。
血液型Ａ、おうし座。気分転換は読書とラグビー観戦。
好きな食べ物はお好み焼き、焼き肉、かつ丼！

HP　http://www.shinnshinn.com/
ブログ　http://ameblo.jp/shinnshinn223/
★オンラインレッスン「タクプラ」講師　https://tacpla.com


★真真3rdアルバム『Asian Style ～無為自然』
ご購入は
・ライブにて
・蟠竜寺スタジオ(目黒区)　電話03 3712 8882
　メールryuryu@netlaputa.ne.jp
・ヴェンタインレコードHP CDショップ サイト　http://www.koperniks.com/shinnshinn/
<収録曲>
1「ドルフィンダンス」オリジナル曲
2「一人で進め」（インド楽曲　ekla choro le）
3「森の言葉」～古典舞踏『レゴン・ラッサム』Conong（女官の舞)より　＊ガムラン演奏：櫻田素子＆ベクトル
4「喜送公粮xi song gong liang」（顧武祥、孟津津作曲）　＊タブラ演奏：森上唯
5「空を歩こう」オリジナル曲 ＊打楽器と尺八演奏：辻幸王
録音：弁天アジアン・ポップス楽団（蟠龍寺スタジオ）
デザイン：弁天ハウス（NoNo）
produce : 吉田 哲（ヴェンタインレコード）
　

　みなさん、こんにちは！
　二胡を楽しんでいますか？
　今回からシリーズでお届けする「ウェイウェイ・ウーと一緒に二胡を楽しもう〜！」第１回目です！！
　このシリーズでは、私と一緒に二胡の楽しみ方や、演奏のスタイルや指使い、弓使いなどなどのこだわりを毎回、曲を題材にしてお伝えしようと思います。
　みなさんが、少しでも二胡を楽しく奏でられるようになることを、心から願っています。
そして、この時代ならでは、の楽しみ方〜ZOOMを利用して、みなさんとの交流も企画していますので、ぜひお楽しみに！！
　さて、第１回目の今回は、私が2008年に発表したアルバム「Tears」と2012年に発売したアルバム「華胡蝶」に収録されている、「SAKURA/17」を通じて、二胡の楽しみ方などをご紹介しようと思います。
（詳細は本誌をご覧下さい）
　

　「Ｎｉｋｏｐｅｄｉａ」は、二胡にまつわる雑学や動向などを随想形式でお届けしています。話はあちこちに飛びますので、気軽に読んでください。今回のテーマは「壁」です。

• 住宅の「壁」
• 隔離された部屋
• 見えない壁
• ステージ４の癌
• 音楽における壁

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