琵琶の集まり 2023
【寄稿】北村よう


◎日時:2023年3月5日(日) 13:30〜17:00
◎会場:ユニコムプラザ相模大野 実習室1

 2023年3月5日、相模大野に、中国琵琶を弾く人、琵琶を聞きたい人、琵琶とコラボしたい人の総勢15人が集まりました。2009年に始まったこの集まりですが、2019年以来4年ぶりの開催となりました。
 「琵琶の集まり」という名前のイベントですが、毎回琵琶だけでなく、ユニークで濃いメンバーが集まります。以前の会では中国楽器以外の参加もありましたが、今回は全部中国関係でした。琵琶、二胡、古箏、笛子という中国楽器に加え、崑劇の歌、中国舞踊の方が参加し、バラエティ豊かなプログラムとなりました。
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小江南曲社 江南絲竹春節聯歓会 交流演奏会

【寄稿】吉澤英知(小江南曲社)


◎開催日:2023年1月29日(日)14時開演
◎会場:神戸学生青年センター(兵庫県神戸市)

 去る1月29日(日)、小江南曲社による演奏会『江南絲竹春節聯歓会 交流演奏会』を行ないました。江南絲竹とは、蘇州など中国揚子江沿岸の江蘇地区や浙江地区の曲なども取り入れ、上海で発展した民間合奏曲です。小江南曲社は江南絲竹を演奏する楽団で、江南絲竹の楽しさを多くの方々に知っていただく活動を行っています。
 日本では江南絲竹に触れる機会が少ないことから、今回の演奏会では演奏を聴くだけでなく愛好家の方々にも参加・交流していただけるよう、第一部は小江南曲社による演奏、第二部では希望する皆様に演奏へ参加いただき「交流演奏会」としました。
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東京音楽大学 民族音楽等社会人特別講座 受講生 修了発表会


◎開催日:2023年2月24日(金)17:30開演
◎会場:東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパスTCMホール

 昨年5月、東京音楽大学附属民族音楽研究所(以下、民研と省略)を取材し、「二胡を学ぶ社会人に門戸を開く民研」と題する記事を第70号(2022年夏号)に掲載しました。取材では、民研の「社会人特別講座」で二胡を学ぶ皆さんのレッスンを見学し、インタビューも行いましたが、レッスンはちょうど年度始めで、1年間、25回のレッスンで学ぶ課題曲を決める作業が主な内容でした。それから10ヶ月後、受講生の修了発表会(試験)が行われるというので、5月にお会いした皆さんの練習の成果を確認すべく、聴きに行きました。
 東京音楽大学の民研は池袋の近く、雑司ヶ谷にありますが、修了発表会が行われるのは、中目黒・代官山の新しいキャンパスです。定員422名のホールはゆったりとした空間で、優れた音響効果のホールです。当日は、17時30分からトンコリ、チェンバロ、ガムラン、龍笛、パンフルートの受講生の演奏が行われ、二胡はプログラムの最後で19時30分頃から開始しました。
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