- 2021.3.1 創刊10周年にあたり
2011年、東日本大震災の余震に怯える日々が続く5月、『二胡之友』は誕生しました。創刊号の「編集後記」には、「震災で中国に避難した中国人演奏家がいる一方で、日本に残り、二胡を続ける道を選択した演奏家もいる」と記されています。震災の混乱の中、日本を愛する中国人二胡演奏家や、その門下生でプロとして活動を始めた日本人のためにも、「日本の二胡文化を育ててゆきたい」、「せっかく根付き、新たな芽生えも見られるようになった二胡を、ごく少数のマニアだけの玩弄物に止めてはならない」、そんな気負い気味の思いに背中を押され、日々慣れない編集作業を続けていた事を思い出します。
そして10年が経ちました。現在の日本の二胡界は、コロナ禍の影響で厳しい状況に置かれています。対面のレッスンができず、コンサートも中止、一年以上演奏機会が無いプロの演奏家も少なくありません。想定外の事態です。しかし、新型コロナと共に生きる生活様式の中で、オンラインのレッスンや、ライブ配信などの新しい道を模索する動きも見られるようになりました。これらが今までの方法に100%取って代わるとは思えませんが、ここから何らかのヒントが見出せる事は確かです。今こそ、二胡演奏家、指導者、そして二胡を取り巻く多くの人々が、そのたくましい生命力を発揮する時なのかもしれません。
小誌も、如何なる困難が続こうとも、日本の二胡の未来に向け、新しい音楽の楽しみ方を探求し、皆様の力となる話題を提供して参りたいと存じております。
創刊10周年にあたり、これまでのご愛顧に感謝するとともに、今後とも、変わらぬご支援を賜りたく、衷心よりお願い申し上げます。
2021年3月吉日 『二胡之友』関係者一同
- 2020.12.1 2021年に向けて
コロナ禍によって音楽活動休止を余儀なくされている音楽関係者の皆様にエールを送ります。『二胡之友』は皆様とともに、新しい音楽の楽しみ方を探究してまいります。音楽は人間にとってなくてはならない物であることを信じて!
2020年12月 『二胡之友』編集部一同
- 2020.3.14 第61号発刊遅延のお詫び
新型コロナウイルス感染拡大を防止するため、予定されていたコンサート、イベントの中止が相次ぎ、それを受けて、小誌でも記事差し替え等、編集作業進行に影響が出て、61号の発刊が大幅に遅れ、3月半ば過ぎのお届けとなります。
ここにお詫びするとともに、読者の皆様には、事情ご理解の上ご寛恕いただきたく、お願い申し上げます。
次号には賑やかにコンサートのレポートが誌面を飾ることを願いつつ…。
平穏な日々が戻るまで、皆様もお健やかにお過ごしください。
2020年3月 『二胡之友』編集部一同
- 2020.1.1 新年のご挨拶
2020年明けましておめでとうございます。皆様良い年を迎えられたことと存じます。
『二胡之友』は2019年冬号発刊をもって、第60号の節目を迎えました。2011年の創刊時は目の前の事だけで精一杯の見切り発車状態で、これほど長く続けられるとは、夢想だにしておりませんでした。そして現在も、毎号毎号「もう無理」と喘ぎながらも何とか発刊に漕ぎ着ける、というのが実情です。しかしながら、号を重ねるほどに「ここまで続けて来られたのは、読者の皆様の応援あってこそ」と、ますます肝に染み、ありがたく存じております。
第61号にあたる2020年春号以降も『二胡之友』は、無理の限界がどこにあるのか探りながら、前人未到の境地を求めて、少しでも前に進んで行ければと念じております。皆様には、一層のご支援を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
2020年が皆様にとって幸多き年になりますように。
『二胡之友』編集長 司東玲実
スタッフ一同
- 2019.12.1 『二胡之友』価格変更について
誠に心苦しいのですが、消費税10%、送料・印刷経費の値上げに伴い、第60号からの本体価格782円(税込価格860円)と改定させていただきました(送料無料)。定期購読は今まで通りのサービス価格となっております。また、第59号までのバックナンバーについては従来通り本体価格778円(税込価格840円)のままです。
2019年12月1日『二胡之友』発行人 亀岡紀子
- 2017.10.1 『二胡之友』は来春より季刊誌となります
『二胡之友』は2011年5月創刊以来2年間、月刊誌として発行し、2012年5月よりは隔月刊として発行を続けてまいりました。しかしながら、諸般の事情により、来春から年4回発行の季刊誌として、新たにスタートすることといたしました。内容も大幅にリニューアルし、心機一転、新たなフェーズで皆様のお役に立つ『二胡之友』を目指して努めてまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願いいたします。
つきましては、季刊誌への移行のため、次号第52号は11月号と冬号(12,1,2月)の合併号として11月20日発行とさせていただき、また、次次号(第53号)は、2018年春号(3,4,5月)として2月15日の発行を予定しております。読者の皆様には、事情をご理解の上、次号発行まで、今しばらくお待ちいただけますようお願いする次第でございます。
2017年9月19日『二胡之友』発行人 亀岡紀子
- 2017.4.1 新年度ご挨拶
日頃より『二胡之友』をご愛顧賜りありがとうございます。2011年4月創刊の弊誌は、新年度より第7年度を迎えます。ここまで続けてこられたのは、ひとえに、二胡を愛する読者の皆様のおかげと、心より感謝申し上げます。
新年度を迎え、スタッフ一同、気持ちを新たに取り組んでおりますが、第50号(7,8月号)発行を機に、記念イベントの企画開催をはじめ、誌面のリニューアル、新スタッフの導入、販路の見直し等々の準備を進めております。
つきましては、新しい局面に向けてスタートする『二胡之友』に、一層のご支持、ご愛顧を賜れましたら幸いに存じます。
また、第50号記念イベント企画につきましては、追って発表いたしますので、今しばらくお待ちいただけますよう、宜しくお願い申し上げます。
2017年4月 『二胡之友』スタッフ一同
- 2017.3.25 お知らせ
諸般の事情により、『二胡之友』はamazon.co.jpへの出品を3月いっぱいで終了と致します。『二胡之友』最新号、バックナンバーをお求めになりたい方は、直接『二胡之友』販売部に発注いただくか(送料、税込1冊840円、送金手数料は発注者のご負担をお願いします)、販売書店、販売協力の教室、クレジットカード決済に対応している二胡関係のオンラインショップをご利用ください。また、これを機にお得な定期購読(6冊4,500円、送料、税込)をご検討頂けましたら幸いです。
編集部・販売部一同
- 2017.1.1 謹賀新年
2017年も二胡と共に心豊かな日々を過ごされますよう、お祈りします。
2017年年頭に際し 編集部・販売部一同
- 2016.3.1 『二胡之友』バックナンバー在庫についてお知らせ
ご好評につき、2011年7月号(第3号)・8月号(第4号)・9月号(第5号)・2013年3月号(23号)は完売いたしました。
- 2016.1.1 謹賀新年
皆さまにとって新しい年が実り多い年となりますよう、お祈り申し上げます。
『二胡之友』は、いつ何どきも皆さまの愛する二胡の側に置いていただける雑誌でありたいと念じ、今年も努めてまいります。どうか本年も変わらずご支援賜りますよう、よろしくお願い致します。
2016年年頭に際し 編集部一同
- 2015.8.31 訃報 成公亮先生(古琴演奏家・作曲家)逝去
古琴演奏家、作曲家の成公亮先生が去る7月8日、逝去されました、享年75歳。成先生には、民間の文化交流活動の査証手続きが厳しい条件下にあった1996年、是非日本にお越しいただきたいと、何回も霞が関の外務省に出向いた末、ようやくのことで入国が叶い、コンサート(11月23日・紀尾井小ホール「成公亮“秋籟”を弾く」)が実現した思い出があります。南京芸術学院を早期退職された後は、悠々自適、古琴三昧の日々を送られている、とのことでしたが、此の度の訃報に接し、月日の流れの速さを実感しています。心よりご冥福をお祈りします。
- 2015.2.28 『二胡之友』新年度挨拶
3.11で東日本大震災からまる4年の歳月が経過します。震災の余震に怯えながら編集作業に追われ、被災地の速やかな復興を願いつつ創刊した『二胡之友』も、2015年5,6月号で第五年度に入ります。この4年間で、読者の皆様の心に潤いや暖かさをお届けしたい、という願いが些かなりとも叶えられていれば、心より嬉しく存じます。
そして、新たな年度を迎え、関係者一同、改めて気持ちを引き締めて取り組んで参りますので、どうかこれからもより一層のご支援、ご鞭撻を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。 『二胡之友』関係者一同
- 2015.1.22 張韶先生、ご逝去
中央音楽学院で長く指導にあたられていた二胡演奏家・教育家の張韶(Zhāng Sháo)先生が1月22日午前7時、北京のご自宅で逝去されました。享年88歳。
現在中央音楽学院教授の姜建華を初め、日本で活躍する二胡演奏家で張韶先生に師事した経歴をもつ人も多く、また、北京に留学した日本人で先生のお世話になった人も少なくありません。『二胡之友』関係者一同、先生の訃報に接し、心から哀悼の意を表します。
なお、小誌編集部では次号誌上で張韶先生の功績やお人柄を振り返る追悼記事を掲載したく、準備を進めています。読者で先生にゆかりのある方は、追悼文のご投稿をいただけますよう、お願い致します。投稿について、詳細は編集部(info@nikonotomo.xom)までお問い合わせ下さい。
- 2014.11.18 読者の皆様へ「お詫び」
小誌第34号(2014年11,12月号)p.44、45の「Nikopedia二胡雑学随想」におきまして、手違いにより前号と同じ内容を掲載してしまいました。読者の皆様には多大なご迷惑をお掛けし、深くお詫び申し上げます。
つきましては、定期購読の皆様には次号お届けの際に、本来掲載すべきであったページを同封してお送りします。
また、目次の項目のNikopediaにて、全文を掲載致しますので、そちらをご利用頂けますようお願い致します。
今後は、このようなミスを犯さぬよう、鋭意努めますので、何卒ご寛恕のほど、切にお願い申し上げます。
2014年11月17日 『二胡之友』編集部一同
- 2014.8.4 周耀錕先生、ご逝去
中国の国家一級演奏員で、数々の業績を残され、日本でも多くの生徒を指導された周耀錕先生が、8月4日北京で逝去されました。享年69歳。
ここに衷心より哀悼の意を表します。
周先生の追悼記事は、次号「二胡之友」第34号(10月末発行)に掲載予定です。
(写真→2011年6月徐州で開催された「国際胡琴芸術節/論壇」で発言される周先生 写真撮影:呉俊徳)
- 2014.5.15 二胡演奏の礎を築いた名演奏家、閔惠芬さんご逝去
現在の二胡演奏の礎を築いた名演奏家、閔惠芬さんが5月12日、上海で逝去されました。享年69歳。
『二胡之友』関係者一同、ここに深く哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りします。
- 2014.2.28 『二胡之友』4月からの消費税引き上げへの対応について
現在の購読料をこのまま維持させていただきます。価格の変更はありません。
- 2014.2.28 『二胡之友』ゆうちょ銀行口座を新たに開設致しました。
ゆうちょ間の送金では、手数料が無料です。
- 2013.2.20 『二胡之友』リニューアルのお知らせ
2011年4月の創刊以来、瞬く間に2年が過ぎ、次号(4月号/3月20日発行)をもって全24号の刊行を迎えることとなりました。ここまで続けて来られましたのも多くの二胡愛好家の皆様のご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。
さて、第三年度に入る節目にあたり、さらなる内容の充実をはかりたく、次のようなリニューアルを予定しております。読者の皆様におかれましては、新たな『二胡之友』に、より一層のご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
≪主なリニューアル事項≫
●第25号(4月20日発行)より 偶数月発行の隔月刊へ移行
※定期購読の方には、規定の冊数をお届けし、終了時点で新たに定期購読継続のお願いを致します。
●カラーページの導入
●見やすい誌面作り
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