今回は、日中国交正常化50周年記念展Part IIIとして開催された標記展覧会より、展示品の画像を掲載します。地方にお住まいの方や、ご都合で会期中に会場まで足を運べなかった読者の皆様にも、このページが、日中両国の伝統的な木版画の魅力や、共通点、相違点などを知るための一助になりましたら幸いです。
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　さて、前回のむすびに「次回は『試行版』出版までの状況について考えてみたいと思う」などと書いてしまったが、出版までの状況というか、なぜ中国ではなかなか出版つまり検定試験ができるような条件が整わなかったかについて考えてみようと思う。
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井上幸紀（いのうえ　ゆき）プロフィール
大阪市内で二胡・中国語教室をやっています。写真はふだん使っている区民センターが改修のため閉館していたときにランズホールでグループレッスンをしたときのスナップ。
ブログ：二胡を知る からだを知る こころを知るhttp://www.niko.ms/
ブログ：張韶老師の二胡講座http://nikokouza.hateblo.jp/
Facebook：https://www.facebook.com/erhumao
Twitter：https://twitter.com/erhumao


　　　

　 「蒙風」のアナリーゼ、前回は導入として、作曲者・高韶青（George Sháo Qīng Gāo／こう・しょうせい／1967~）さんの人柄について触れ、現時点で全5曲ある「二胡随想曲」シリーズがどのように生まれたかについてのエピソードなどを、『当代小型二胡創作作品集---創作与演奏訪談』（宋飛主編 高等教育出版社2014年）所載の「高韶青談『二胡随想曲第二号---蒙風』、『二胡随想曲第三号---戈壁』的創作与演奏」から紹介しました。これによれば、何とはじめはシリーズ化しようなどと考えていなかったということで、高さんの人柄をご存知の方は、「あり得る」と納得した方も多かったのではないでしょうか。他にも、最初のテーマは日本の相撲！をイメージしている等、興味深いお話がありましたが、今回も同様に、高さんのインタビューから、エピソードなどをご紹介したいと思います。
　なお、参照する数字譜は前回と同じ『中国二胡曲典　第二巻』（主編趙寒陽　藍天出版社 2013年）と、五線譜は『高韶青二胡作品選』（王永徳二胡工作室編　上海音楽学院出版社 2010年）です。この五線譜版にはピアノ伴奏が付いており、文中で触れる伴奏はこの版を指しています。民族楽団の伴奏版もありますが編曲が異なります。

• 各部分を見る（続き）
• 総括

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・二胡二重奏数字譜　・二胡二重奏五線譜　・二胡二重奏＋ピアノ伴奏譜

　

（楽譜は本誌をご覧下さい）

YouTubeに2022年秋号掲載の楽譜の音源をアップしました（限定公開）。
「雪」https://youtu.be/hkZTgfHjfL8
「誰も寝てはならぬ」https://youtu.be/vDLiAe0V6tg
よりご覧ください。
＊今号掲載の楽譜関連音源は追ってYouTubeにアップいたします。
アップ情報は随時、『二胡之友』ホームページ　http://www.nikonotomo.com/
編集長Twitter　http://twitter.com/henshutyo にてお知らせします。
音源は楽譜製作時のチェック用で、音質、ニュアンス等理想的なものではありませんが、練習の参考にご利用ください。
　

　葉維仁さんと私は共に高雄出身で、二人とも英才教育を受けて育った。彼は「クロスボーダーな二胡演奏家」と称され、伝統的な中国音楽の楽団や西洋音楽の楽団だけではなく、現代音楽のグループや、有名な歌手のステージにまで出演し、活躍している。その豊かなキャリアはバラエティーに富んでおり、熟練したテクニックを持つ演奏家だが、その演奏をよく聴き込むと、彼は歌が好きで、それだからこそ、聴き心地がよく、細やかに人の心を動かす音楽を表現できるのだと気付く。彼は歌の持つ生命力を音楽に注ぎ入れているようで、私の見るところ、若い世代の二胡演奏家の中で、最も包容力と適応力のあるのでは、と思う。彼がこれからも、さらに勇気を持って境界を越え、二胡音楽を発展させ、より多くの違った形や規模で二胡が演奏できるようになることを期待している。（取材：呉俊徳）
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　みなさんこんにちは、「中国見てある記」のうっちーです。久々のこのシリーズ、今回は長野県・黒姫高原でたまたま手に入れた松節を使っての駒作りを紹介します。材の採取から駒の作成の流れ、何かの参考になればと思います
（続きは本誌をご覧下さい）

「ちびっこフェスティバル」二胡にこボランティアの巻

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真真（シンシン）プロフィール
中国民族楽器二胡（erhu）＆vocal
2008年より二胡を東京在住の中国人胡弓演奏家・作曲家・楊興新（やんしんしん）氏に師事。
2012年春、千葉県県立高校（国語科）を退職、その年に単独演奏会。
2013年秋にファーストアルバム「花」を製作し、各地で演奏活動やレッスンを開始。
2017年春、セカンドアルバム「ふるさと」を製作。
2018年2019年、日暮里サニーホールコンサートサロンでリサイタルを開催。
古典曲、ポップス、クラッシック、童謡、民謡など幅広いレパートリーとヴォーカルも好評。作詞作曲も手がける。
2018年、「山口ゆめ花博（全国都市緑化フェア山口）」にて「ゆめ花応援クリエイターズ」公式アーティスト。
2012年より東日本震災被災地慰問演奏を開始し、毎年8月8日の陸前高田市「迎え火」では追悼二胡演奏を行う。

ブログ「二胡奏者真真　のっほほーんパンダフルな時間」
千葉県流山市在住。本名・関　浩恵
山口県宇部市出身。山口県宇部市ふるさと大使。
「真真」の名は、上野恩賜動物園のパンダ「真真（シンシン）」の名前を拝借。
血液型Ａ、おうし座。気分転換は読書とラグビー観戦。
好きな食べ物はお好み焼き、焼き肉、かつ丼！

HP　http://www.shinnshinn.com/
ブログ　http://ameblo.jp/shinnshinn223/
★オンラインレッスン「タクプラ」講師　https://tacpla.com


★真真3rdアルバム『Asian Style ～無為自然』
ご購入は
・ライブにて
・蟠竜寺スタジオ(目黒区)　電話03 3712 8882
　メールryuryu@netlaputa.ne.jp
・ヴェンタインレコードHP CDショップ サイト　http://www.koperniks.com/shinnshinn/
<収録曲>
1「ドルフィンダンス」オリジナル曲
2「一人で進め」（インド楽曲　ekla choro le）
3「森の言葉」～古典舞踏『レゴン・ラッサム』Conong（女官の舞)より　＊ガムラン演奏：櫻田素子＆ベクトル
4「喜送公粮xi song gong liang」（顧武祥、孟津津作曲）　＊タブラ演奏：森上唯
5「空を歩こう」オリジナル曲 ＊打楽器と尺八演奏：辻幸王
録音：弁天アジアン・ポップス楽団（蟠龍寺スタジオ）
デザイン：弁天ハウス（NoNo）
produce : 吉田 哲（ヴェンタインレコード）
　

　「Ｎｉｋｏｐｅｄｉａ」は、二胡にまつわる雑学や動向などを随想形式でお届けしています。話はあちこちに飛びますので、気軽に読んでください。今回のテーマは「音の質」です。

• チルアウトって何？
• 「音の次元」が違う
• 一瞬でわかる、その人の「音」
• 「音の質」を求める

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