（巻頭特集）
今年20周年を迎えた日本華楽団
芸術総監督 龔林（コンリン）氏に訊く

（イベントレポート）
【寄稿】甘建民　二胡レクチャー　村田順一（江南春琴行）

【寄稿】日本華楽団成立20周年記念活動

「中国曲芸の魅力に迫る Ⅲ」鑑賞レポート

（コンサートレポート）
天華之響　三者三様の音色が織りなす息の合ったハーモニー

（グラフィック・アイ）
「定期演奏会チラシから見る 日本華楽団20年の歩み」

　このページでは、二胡に限らず、見て楽しめる中国文化をテーマに、写真とエピソードを掲載していきます。

　大阪にある世界初の日本人を中心とした中国民族楽器オーケストラ、日本華楽団。今年、20周年を迎え、また新たな一歩を踏み出そうとしています。今回のグラフィック・アイでは、その歩みを振り返り、成立１年後から毎年開かれた定期公演のチラシをご覧いただきます。
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（カラー）二胡大師の名言
「武楽群 （Wǔ Lèqún ／ぶ・らくぐん）」

　今回は、2015年5.6月号（第37号）に掲載した「NPO法人日本二胡振興会・武楽群会長に訊く」から、オーガナイザーとしてのポリシーや、将来への展望などを表す部分をご紹介します。
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（カラー）お宝☆我楽多コレクション
「Sさんの楽器コレクションその９
“小物打楽器”」

二胡演奏の科学　第20回(最終回)
運弓について　その４

　私は、二胡講師として、皆さんの悩みをどのように解決できるかを常に考えています。その中でいちばんの悩みは「音楽」と「音色」です。「音楽」について言うと、皆さんが弾いている曲は、曲としてバラバラになっていて、スムーズに進行していません。つまり、音と音とのつながりがスムーズではないのです。「音色」について言うと、きれいな音色が出ず、さらに雑音が出てしまうのです。その原因は、弓をうまくコントロールできない点にあります。この記事では、私の研究を皆さんと共有したいと思います。
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田宇プロフィール

中国江西省出身。９歳より二胡を学び、周平華、王亮生、劉長福、趙寒陽の諸氏に師事。2006年、中国音楽学院国楽学部に入学し、張尊連准教授門下に入る。大学3年の頃より同学院教授で作曲家、指揮者の黄暁飛氏に作曲を学び、2009年夏、中国音楽家協会主催「成才之路」コンクール作曲部門にて三位入賞。学院卒業後、2010年末に来日、15年３月、東京学芸大学大学院作曲専攻を終了し、本格的に演奏活動と指導を始める。
　 　　　

フリースタイル・アナリーゼ　Vol.45
劉長福作曲「草原新牧民」後編

二胡人　第19回
徐綾遥（Xú Língyáo／じょ・りょうよう）　
新民族音楽で活躍する

　徐綾遥さんは日本に留学中の台湾の青年二胡演奏家である。台湾の二胡演奏家で日本を留学先に選ぶ人は多くないので、貴重な存在だ。彼女は戯曲（伝統演劇）学校出身という経歴の持ち主だが、学校では伝統演劇の基礎技術を習得するため、立ち回り、演技、唱、音楽をひとわたり学ぶ必要がある。だから彼女は伝統演劇の演奏のスペシャリストでもある。まだ若いにもかかわらず、中学（日本の高校に当たる）の時から各種のステージに呼ばれ、あちこちの新民族音楽のグループにも積極的に参加している。台湾のみならず世界各地の中国系社会では、民族音楽の市場は既に成熟し、新しい活路として大衆化に向かっている。その結果、ポピュラー音楽の新しいジャンルとしても受け入れられるようになっている。（取材：呉俊徳）
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古箏への招待　新連載　第２回
「古箏（gǔ zhēng・グゥヂョン）ってどんな楽器？」

　今回は、古箏の構造と材質、音階についてご紹介しましょう。

• 構造と材質
• 音階

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川崎真理子　かわさき・まりこ　プロフィール

1989年、北京留学。中央民族大学で中国語を勉強し、その後、中央音楽学院で古箏を専攻、周望、童宜風先生に師事。 民族音楽オーケストラ華夏（現、日本華楽団）に約13年間在籍。 現在、会社員をしながら、 天翔楽団やアンサンブル“紅蓮”などで演奏活動するほか、大阪市内の自宅にて古筝のレッスンも行っている。
　

アルフー老師の 東南西北二胡見聞録　第31回
出會深雪先生の各種二胡

のっほほ～ん ぱんだふる あRーふー　第２回

　余るほど長―くて、重―い弓、初心者の運弓基礎練習にオススメ。弓のコントロールを体感しやすいかも！ですが、どこにも売っていません。ザンネン。
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真真（シンシン／二胡　Vo.）
目指すは弾いて、歌って踊れる二胡奏者。
2008年、初めて二胡を手にし中国胡弓演奏家・作曲家の楊興新（やんしんしん）に師事する。
2012年春、24年間の国語教師の生活にピリオドを打ち、千葉県立高等学校を退職。2013年秋にファーストアルバム「花」をリリース後、コンサートを重ねる。
中国二胡古典曲から童謡、ポップスまで、幅広いレパートリーで景色を映し語りかける音色を追求している。また、ヴォーカルにも力を注いでいる。
2012年2月から現在まで東日本被災地で二胡のボランティアレッスン、コンサートを実施。
千葉県流山市在住。山口県宇部市出身。山口県宇部市ふるさと大使。
「真真」という芸名は、上野在住のパンダ「真真（シンシン）」の名前を拝借。パンダの不思議な生態、存在、生き方（？）に憧れ、日中友好・世界平和への祈りを込めて命名。本名・関　浩恵（日本人）
　 　　　

初心者レッスン体験記　（その八）　

　滑音（ホアイン）という奏法がある。左手の指の位置をすべらせることによって、音を途切れさせずになめらかに移動することである。西洋の言い方ではポルタメントと呼んでいる。二胡の特徴的な表現の一つで、これをうまく表現できれば、二胡の音楽はますます二胡らしく味わい深くなる。・・・
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米山　明（よねやま あきら）
武蔵野音楽大学大学院卒業後、ウイーン国立音楽大学に留学。
現在打楽器演奏家、指導者。
　 　　　

全国二胡教室訪問
【石川】Niko Music Labo（ニコミュージックラボ）
【長崎】趙国良胡弓門下会大村教室

Nikopedia／二胡雑学随想