第31回 出會深雪先生の各種二胡
?好!アルフー老師じゃよ。毎日暑いが元気にしておるかな? さて、前回は富山県で福々しく優しい男性奏者のもとを訪ねたが、今回は東海地方に名器を所有した人物がおるとのタレコミが入ったため、キン斗雲の舵を南南西に切り、目的地へと爆走したぞ! 今回降り立ったのは、中京工業地帯の代表的な工業都市である三重県四日市市じゃ。最近では『工場萌え』ブームで工場夜景が話題になったばかりじゃのう〜。この街で教室を開き、名器を所有しておるのは、二胡演奏家で講師の出會深雪(であい みゆき)さんということじゃった。素敵なお名前(本名だそうじゃ)のこの方、お会いしてみると、柔らかい雰囲気で可愛らしく、この爺の図々しい訪問にもかかわらず、ご自宅兼二胡教室に快く招き入れてくれたぞぉ〜い(泣)。
出會さんは鳥取県出身で、2013年より三重県に住まわれているそうじゃ。二胡を鳴尾牧子氏と川野真広氏に師事し、2014年の上海音楽学院主催の夏合宿に参加し、陳春園氏、高韶青氏、段??氏ほか多数の著名奏者にレッスンを受けたそうな。それからピアノ、音楽理論を吉屋淳子氏に、また現在は、元ロックバンド「村八分」のベーシスト見掛英治氏にジャズの音楽理論を学んでいるということじゃったよ。そんな出會さんが現在、演奏活動やレッスンで使用しておるメイン楽器は主に3本あり、場面によって使い分けているということじゃった。それでは早速、本人のコメントを交えて紹介させてもらうことにしよう。
(詳細は本誌をご覧ください)
方明礼精製 北京式紫檀二胡全体 |
|
|