二胡の奇才　ジョージ・ガオ（高韶青）来日レポート

（コンサートレポート）南台湾二胡弦楽団　〜訪日公演密着レポート〜

（コンサートレポート）曹雪晶　二胡の調べ　〜Cao Xuejing Talk Concert〜

（コンサートレポート）姜建華＆二胡合奏団・華園メンバーによる 〜「１hourコンサート」〜

豊富多彩 〜中国民族オーケストラに選ばれた楽器たち〜
第4回　民族オーケストラの常用楽器（三）

賈鵬芳の講師養成講座　指導者が知っておきたい基礎知識
第6回　初心者を教えるときの流れ　その２

　この連載は、二胡演奏家賈鵬芳氏が2005年２月から７月まで、６回にわたって開講した日本人のための二胡講師養成講座を再構成してお届けするものです。
　前回は、音を出す前に初心者に教える事柄についてお話ししました。今回は実際に音を出す段階で参考になると思うことを挙げてみます。

〜一回目のレッスン〈2〉〜　実際に音を出す段階
• 姿勢
• チューニング
• 楽器の構え方、弓の持ち方
• 開放弦を弾く練習
• 弦の押さえ方
• 曲の練習
• 楽譜の読み方
• 練習方法を教える

賈鵬芳プロフィール

８歳から二胡を始め、1978年中央民族楽団に入団、10年間ソリストを務めた後、88年来日。以後、二胡らしさを保ちつつ多ジャンルの音楽を吸収消化して、独自の風格を築き上げるとともに、日本における二胡の普及、世界で認められる二胡音楽の形成に多大な貢献をした。日本各地に分校のある「天華二胡学院」を主宰。多忙な中、自らも教えている。近年、北京・上海で開催したリサイタルは大好評を博し、中国の人々にも賈鵬芳の二胡の新しい世界が認められることとなった。12年、中国で出版されたアルバム「一抹天香」を日中同時発売。この春からBS11の音楽番組の司会を担当。東京芸術大学修士課程修了。日本二胡学会副会長。
　 　　　

愛する日本の二胡　私の二胡人生
コン・リン　「日本華楽団と共に紡ぐ地球村音楽の夢」　第3回

「無我夢中とは、こういう事をいうのだな」―1999年の日本華楽団・北京公演の事を思い出すたび、私は自分の事ながら、人間の「気力」、そのパワーの凄さに感じ入ります。出発の数日前に脚の骨を折り、手術もできないまま、私は車椅子で北京へ入りました。その私が、公演ビデオを見ると、ちゃんと立って指揮をしているのです。２時間近く、一度も座らず、何かに寄りかかることもなく！（続きは本誌をご覧下さい）

コン・リン　プロフィール

上海音楽学院（大学）作曲・指揮専攻科卒。同大学院にて音楽学を専攻。大学院を卒業後、同学院教師となる。1992年、留学のため来日。1997年大阪大学大学院芸術学博士後期課程を修了。文学博士（民族音楽学）。同年、日本華楽団創立。1998年日本華楽学院創立。日本華楽団芸術総監督、日本華楽学院院長として、中国音楽、オリエント音楽の探索的な芸術実践に力を注いでいる。
　 　　　

フリースタイル・アナリーゼ　Vol.18 劉天華「病中吟」後編

二胡調査員は行く！　第2回
2012 第2回 竹塹国楽節 ジョージ・ガオの「�R動」コンサート

聞き書き 「阿炳に魅せられて 〜笹本二郎」　第2回

田島十糸子の上海音楽留学現地レポート　第9回

アルフー老師の 東南西北二胡見聞録
第4回　中西親子の黒檀二胡と紫檀二胡

Niko Note 〜にこのおと〜　第4回「第四頁　理論とニ胡」

　第四回目となりました。今回も二胡をはじめ楽器を学ぶ際、知っておくと便利な理論、また技法についてお話ししたいと思います。

第四頁　理論とニ胡
• 倍音
• ハーモニクス
• 人工ハーモニクス

木塲 孝志（こば たかし） 作曲家・二胡奏者
甲陽音楽学院で作曲、編曲、DTMを学ぶ。卒業後、作曲家として活動を始める。やがて中国の民族楽器である「二胡」に出会い、その音色に心惹かれ、鳴尾牧子氏、高韶青（George Gao）氏に師事。 現在は作曲家としてTVCM、ラジオ番組のジングル、企業または店舗のイメージソング、アーティストへの楽曲提供などを行うと同時に、二胡演奏家としてライブやイベント活動を全国的に展開。ライブ活動は、カフェや酒蔵、コンサートホール、九州へ向かうフェリー船内ライブを行っている。また自らのアルバム制作も含め、その他アーティストやコンピレーションアルバムなどレコーディング活動にも積極的に参加。二胡講師として関西各地の教室などで指導。 2009年11月、鎌倉市市制施行70周年記念事業『鎌倉市愛唱歌』の作曲部門にて入賞。
　 　　　

全国二胡教室訪問
【福岡】大谷楽器天神教室
【東京】国枝バイオリン・二胡教室

Nikopedia／二胡雑学随想