二胡調査員は行く! スペシャルレポート 2012 第二回 竹塹国楽節

（コンサートレポート）絲綢之路（シルクロード） 〜二胡×揚琴×ピアノ〜

（コンサートレポート）二胡とピアノの夕べ 〜シェンリンからの音楽の贈り物〜

豊富多彩 〜中国民族オーケストラに選ばれた楽器たち〜
第3回　民族オーケストラの常用楽器（一）

賈鵬芳の講師養成講座　指導者が知っておきたい基礎知識
第5回　初心者を教えるときの流れ

　この連載は、二胡演奏家賈鵬芳氏が2005年２月から７月まで、６回にわたって開講した日本人のための二胡講師養成講座を再構成してお届けするものです。
これから具体的な教え方の注意点や楽器の調整についての話に入ります。今回の内容は、経験の豊富な講師にとっては分かりきったことかもしれませんが、これから教えようという人の参考にしていただきたいと思います。

一回目のレッスン(1)　音を出す前に教えること
• 調弦（チューニング）のしかた
• 松脂のつけかた
• しまい方
• 保管、手入れの仕方
• 弱音器の使い方

賈鵬芳プロフィール

８歳から二胡を始め、1978年中央民族楽団に入団、10年間ソリストを務めた後、88年来日。以後、二胡らしさを保ちつつ多ジャンルの音楽を吸収消化して、独自の風格を築き上げるとともに、日本における二胡の普及、世界で認められる二胡音楽の形成に多大な貢献をした。日本各地に分校のある「天華二胡学院」を主宰。多忙な中、自らも教えている。近年、北京・上海で開催したリサイタルは大好評を博し、中国の人々にも賈鵬芳の二胡の新しい世界が認められることとなった。12年、中国で出版されたアルバム「一抹天香」を日中同時発売。この春からBS11の音楽番組の司会を担当。東京芸術大学修士課程修了。日本二胡学会副会長。
　 　　　

愛する日本の二胡　私の二胡人生
コン・リン　「日本華楽団と共に紡ぐ地球村音楽の夢」　第2回

皆さんは、「採蓮船歌」という中国の民謡を聴いたことがおありでしょうか？　私は、日本に来て「春の海」を聴いた時、とっさに「採蓮船歌」の旋律を思い浮かべました。興味を持って調べてみると、宮城道雄には、「南京（なんきん）さん」と呼び親しんでいた中国人の友人がいたそうです。その後、この2曲のフレーズ分析をした論文を書き、ご自身も筝を演奏される山口修教授からも高い評価をいただきました。

コン・リン　プロフィール

上海音楽学院（大学）作曲・指揮専攻科卒。同大学院にて音楽学を専攻。大学院を卒業後、同学院教師となる。1992年、留学のため来日。1997年大阪大学大学院芸術学博士後期課程を修了。文学博士（民族音楽学）。同年、日本華楽団創立。1998年日本華楽学院創立。日本華楽団芸術総監督、日本華楽学院院長として、中国音楽、オリエント音楽の探索的な芸術実践に力を注いでいる。
　 　　　

フリースタイル・アナリーゼ　Vol.17 劉天華「病中吟」前編

二胡人　第４回
台湾の二胡製作者　徐明順

（最終回）キリコの北京便り　第9回

（新連載）聞き書き 「阿炳に魅せられて 〜笹本二郎」

田島十糸子の上海音楽留学現地レポート　第8回

アルフー老師の 東南西北二胡見聞録
第３回　坂部先生の黒檀二胡と老紅木二胡

Niko Note 〜にこのおと〜　第３回「第三頁　古代の音律、近代の音律」

　第三回目を迎えましたNiko Note。前回は「音律」のお話として中国で生まれた三分損益法を紹介しました。今回はピタゴラス音律、そして現在世界のスタンダードになっている平均律についてお話します。

第三頁　古代の音律、近代の音律
• ピタゴラス音律
• ピタゴラス・コンマ
• 平均律
• 二胡で実験

木塲 孝志（こば たかし） 作曲家・二胡奏者
甲陽音楽学院で作曲、編曲、DTMを学ぶ。卒業後、作曲家として活動を始める。やがて中国の民族楽器である「二胡」に出会い、その音色に心惹かれ、鳴尾牧子氏、高韶青（George Gao）氏に師事。 現在は作曲家としてTVCM、ラジオ番組のジングル、企業または店舗のイメージソング、アーティストへの楽曲提供などを行うと同時に、二胡演奏家としてライブやイベント活動を全国的に展開。ライブ活動は、カフェや酒蔵、コンサートホール、九州へ向かうフェリー船内ライブを行っている。また自らのアルバム制作も含め、その他アーティストやコンピレーションアルバムなどレコーディング活動にも積極的に参加。二胡講師として関西各地の教室などで指導。 2009年11月、鎌倉市市制施行70周年記念事業『鎌倉市愛唱歌』の作曲部門にて入賞。
　 　　　

全国二胡教室訪問
【熊本】レトロニューウェーブ二胡レッスン
【愛知】ホウメイ二胡教室

Nikopedia／二胡雑学随想