二胡・低音二胡・高胡・板胡を弾き分け胡琴の魅力をお届けします。
◎日時：2024年12月14日(土)　13:00開演(12:30開場)
◎会場：旧東京音楽学校奏楽堂(東京都台東区上野公園8-43)
　JR上野駅 徒歩10分
◎出演：張勇(二胡)、 成燕娟(揚琴)、 姜小青(古箏) 、銭騰浩(笙) 、張瀚(中阮) 、
　横山顕子(ピアノ)
◎予定曲目：陽関三畳、漁舟唱晩、陽光照耀在塔什庫尓干、二泉映月、新婚別、雨打芭蕉、
　月芽五更、ツィゴイネルワイゼン　他
◎料金：全席自由 前売り5,000円 当日5,500円
◎チケット：張勇二胡研究会　E-mail:zhang_yong8@jcom.zaq.ne.jp
　チケットぴあ（Pコード：281-101）
　https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2434975
◎主催：張勇二胡研究会
◎問合せ：TEL:047-363-0783　090-2499-1908

若弦華韻
若き日本人二胡演奏家の音楽会

◎日時：2025年２月５日(水)
　　　　19:00開演(18:30開場)
◎会場：横浜みなとみらいホール 小ホール
◎出演：本多ゆとり(二胡）、桐子(二胡）、
　　　　嘉音(二胡）、MAYA(二胡）、
　　　　西本梨江（ピアノ）
◎料金：全席指定
　　　　一般 \5,000 / 中学生以下 \1,000
　　　　※当日券は500円増
◎チケット：
　横浜みなとみらいホールチケットセンター
　チケットぴあ<Ｐコード：276466>
◎主催、問合せ：二胡の日音楽会実行委員会
　TEL:090-3069-0245(ホンダ)
◎後援：駐日中国大使館、(公財)日本中国友好協会、(一社)神奈川県日本中国友好協会、(特非)日本二胡振興会、中国文化センター、(一財)日本アジア共同体文化協力機構、(一社)日中文化交流センター、横浜華僑総会

　蕨市の「庵洞香巴拉」にて毎月第三日曜日14時から開いている「香巴拉（シャンバラ）音楽鑑賞会」は三か月ごとに同一テーマで行っている勉強会ですが、今期は事情により５月と６月の２回になりました。ちょっとした違いでしたが、そのおかげで初めて鑑賞されるお客様も見えられました。

◎第77期　チベッタン・ポップス10
「『アヌウ・ソロアルバム』と『ゴロクのグオジョ（輪舞）』」（DVD）

　今回扱った２点の資料は、いずれも６年前チベットのツアー旅行の時現地で買ってきたものです。歌手アヌウのDVDについては、レコード店の若い店員さんがサービスでくれたものでした。多分チベットの若者に人気があるのかなと思い、今回扱いましたが、ネットで調べても情報は出てきません。同じ名前では若い二人組の男性グループが出てくるのみです。歌詞はチベット語のみですが、５年間悪戦苦闘した努力くらいでは簡単に手に負えるものではありません。多分こんなことを歌っているのだろう程度の理解と説明になりました。面白かったのは、チベット人の主食であるツァンパを製粉販売している会社のコマーシャルソングです。会社名からするとラサ市郊外にあるツァンパ製造工場だと分かります。
　『ゴロクのグオジョ』のゴロクは青海省のゴロク（果洛）チベット族自治州のことで、チベットの英雄ケサル王の活躍していた地域でもあります。グオジョ（鍋庄）は輪舞のことで漢語では鍋卓とも表現され、ラサなどの中央チベットではゴシェ（果諧）とも言います。日本の盆踊りにも似ていて、チベット人の住む地域ではどこでも見られる集団舞踊です。
　ゴロク自治州の西部は黄河の源流地帯で、黄河はマチュという名前で呼ばれます。数年前、NHKのBS放送で黄河の源流地域である星宿海の映像が映し出されましたが、感動的なほど美しい風景でした。標高４千メートルを超える樹木が生えない草原地帯で、真っ青なンゴリン湖やチャリン湖、聖山アムネマチンなどの絶景を背景にグオジョは集団で舞われます。
　当鑑賞会の第70期で扱った玉樹（ジェクンド）はゴロクに隣接する同じ青海省のチベット族自治州ですが、旧来のチベットの地域区分ではカムとアムドに分かれます。ラサなどの中央チベットとも距離があり独自の道を歩んできた一帯で、20世紀後半に大変な混乱を味わっています。玉樹、ゴロクともに今世紀になってから、優れた音楽DVDが見られるようになりましたが、そこには地元の音楽家などの根気強い努力があったことが想像されます。
　内容がチベット語のみであることから、現地での利用を前提にしたものでしょう。内容の理解は現地での暮らしを体験しないとやはり不十分になります。人名や地名などの固有名詞、その土地での言いまわしなど、簡単には理解できないことばかりです。最近、少数民族の文化を観光資源として利用する中国の報道が見られますが、観光以前に現地の人々の中での文化復興が重視されることを祈っています。 　
（庵洞　香巴拉　安藤）

☆「香巴拉（シャンバラ）音楽鑑賞会」
　今後の予定(原則、毎月の第三日曜日14時〜)
　第78期　2024年7月21日(日)、8月18日(日)、9月15日(日)の３回（終了）
『刀郎―中国の代表的なロック歌手』
　第79期　2024年10月、11月、12月　内容は未定
　問合せ、申込み先：「庵洞　香巴拉」��.048-442-3543　e-mail：untiku-sei@wcv.jp

こちらの紹介動画をご覧ください
https://youtu.be/_mY2lUm6mF4
気鋭の二胡奏者「田宇」、揚琴の第一人者「張林」による中国曲12曲の模範演奏DVD、そして張林の揚琴伴奏のみを収録したCD、二胡譜と揚琴譜の譜面付き。一流奏者による演奏動画と、伴奏音源を二胡学習にぜひお役立てください。
DVD：田宇（二胡）／張林（揚琴）
CD：張林（揚琴伴奏）
《曲目》 1. 田園春色／2. 潔白的哈達／3. 茉莉花／4. 小花鼓／5. 喜洋洋／6. 八月桂花遍地開／7. 良宵／8. 賽馬(?=112)／9. 賽馬(?=160) ／10. 拉駱駝／11. 喜送公糧／12. 奔馳在千里草原

「揚琴伴奏付き、二胡の必修中国曲集」（初・中級編）
◆トールケース入り模範演奏DVD・揚琴伴奏CD
DVD：MPEG-2／STEREO／COLOR／
片面・１層ディスク／35分27秒
CD：STEREO／35分
日本語／複製不能
演奏：田宇（二胡）、張林（揚琴）
録画・制作：田宇（2023録画）
◆２冊組冊子（A４判）
（二胡数字譜・二胡五線譜／二胡・揚琴数字譜）
譜面作成：田宇
中綴じ

◎発売元：弦悦株式会社
◎協力：日中音楽交流協会
◎発行日：2023年４月８日
◎セット価格 ￥10,000（税別）
　＊単品販売はありません
◎お問い合わせ・購入
　弦悦株式会社　genetsu25@gmail.com
　二胡之友　info@nikonotomo.com

　中国の二胡曲をみると、劉天華と阿炳（華彦鈞）の時代以降、 ほとんどの曲に、二胡奏者の演奏技術を表す快弓の部分があります。 二胡曲をうまく演奏できるようになるには、旋律を重視するのはもちろんですが、 快弓の習得も不可欠になります。
　そして、どうしたら生徒さんに快弓のテクニックを伝えられるかは、二胡講師の課題です。 このテキスト「快弓習得の極意」では、その課題に取り組んでみました。 模範演奏DVDでの練習は大きな成果をもたらすと期待しています。（田宇）
『二胡演奏の科学　快弓習得の極意』（田宇演奏DVD付属）

作曲・編著：田宇
頁数：本文68頁
DVD
　解説・演奏：田宇
　録画・制作：田宇
　MPEG-2／STEREO／COLOR／
　片面・１層ディスク
　１時間37分40秒／
　2020録画、制作／日本語
発行者：弦悦二胡学院
発売元：日中音楽交流協会
お問い合せ／購入：info@nikonotomo.com
定価：4,700円（税別）

『快弓習得の極意』紹介動画を
どうぞご覧ください。
こちらのURLをクリック https://youtu.be/b3rccFaMNc4

　『二胡之友』に「二胡演奏の科学」を連載し、それに基づくセミナーを3年半開いた二胡奏者田宇の教本発行。
　「二胡を学ぶ人には、誰でも上達してほしい。そのためには基本が何より大切」をモットーに書かれており、『二胡之友』連載文に加筆訂正、写真を増やし、田宇作曲の練習曲も入っている。教本を見開きで譜面台に置いて、見ながら練習できるように作られている。

◎編著：田宇
◎ページ数：本文64ページ
◎発行者：日中音楽交流協会
◎価格：本体2000円＋税
◎申込み先：『二胡之友』
　E-mail：info@nikonotomo.com

真真3rdアルバム『Asian Style 〜無為自然』
好評発売中

ご購入は
・ヴェンタインレコードHP CDショップ サイト
　http://www.koperniks.com/shinnshinn/
☆収録曲
1「ドルフィンダンス」オリジナル曲
2「一人で進め」（インド楽曲　ekla choro le）
3「森の言葉」〜古典舞踏『レゴン・ラッサム』Conong（女官の舞)より　＊ガムラン演奏：櫻田素子＆ベクトル
4「喜送公粮xi song gong liang」（顧武祥、孟津津作曲）　＊タブラ演奏：森上唯
5「空を歩こう」オリジナル曲 ＊打楽器と尺八演奏：辻幸王

録音：弁天アジアン・ポップス楽団（蟠龍寺スタジオ）
デザイン：弁天ハウス（NoNo）
produce：吉田 哲（ヴェンタインレコード）

　本誌第57号（2019春）及び第58号に掲載した「トレンド・リサーチ アマチュア楽団の今」では、広くアンケート調査を実施した結果をまとめ、全14団体の活動状況をご紹介しました。しかしこれはほんの一部に過ぎません。日本全国にはさらに数多くの二胡愛好家の合奏グループが存在すると思われます。アマチュアリズムを大切にするスタンスを保ちながらボランティア演奏を続ける数人のグループから、既に確固たる活動歴を築き上げているセミプロの中国民族楽団まで、規模や活動状況も多種多様ですが、『二胡之友』では、調査の対象を「二胡をきっかけとして、合奏の楽しみを共有する人々の集まり」とゆるく括り、多くの団体からのアンケート回答を募り、その結果を記事として、グループの活動をご紹介して行きたいと思います。
　つきましては、合奏グループの活動をされている皆様には是非とも下記アンケート調査のご回答をお寄せいただきたく、ご協力をお願いいたします。
メールにてご一報ください。info.nikonotomo.com