このページでは、皆さまからいただいた二胡に関するイベントや様々な活動の情報を掲載しています。
※NiCOMMUNITYでは皆様からのイベント情報を募集しています。情報はこちらにて受け付けております。
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コロナ後の観客マナーについて

 
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CDアルバム『ウチナー味』2021年5月7日リリース

 
沖縄出身の二胡奏者MAYAのファーストアルバム。アルバム名「ウチナー味」=「沖縄の味」という意味合いで、沖縄の名曲や民謡、又MAYA自身初の作曲となったオリジナルソングも収録。
◎配信元:https://linkco.re/NV2V2YTa(iTunes、LINE music、スポチャ等)
(CD(1枚1,500円)はNPO法人日中文化交流センターまでお問合せください)
◎収録曲:花、安里屋ゆんた、てぃんさぐぬ花、三線の花(いずれもカバー曲)、ウチナー味(MAYA作曲)


田宇編著 『二胡演奏の科学 快弓習得の極意』(模範演奏DVD付属)
好評発売中

 中国の二胡曲をみると、劉天華と阿炳(華彦鈞)の時代以降、 ほとんどの曲に、二胡奏者の演奏技術を表す快弓の部分があります。 二胡曲をうまく演奏できるようになるには、旋律を重視するのはもちろんですが、 快弓の習得も不可欠になります。
 そして、どうしたら生徒さんに快弓のテクニックを伝えられるかは、二胡講師の課題です。 このテキスト「快弓習得の極意」では、その課題に取り組んでみました。 模範演奏DVDでの練習は大きな成果をもたらすと期待しています。(田宇)

『二胡演奏の科学 快弓習得の極意』(田宇演奏DVD付属)

作曲・編著:田宇
頁数:本文68頁
DVD
 解説・演奏:田宇
 録画・制作:田宇
 MPEG-2/STEREO/COLOR/
 片面・1層ディスク
 1時間37分40秒/
 2020録画、制作/日本語
発行者:弦悦二胡学院
発売元:日中音楽交流協会
お問い合せ/購入:info@nikonotomo.com
定価:4,700円(税別)

『快弓習得の極意』紹介動画をどうぞご覧ください。
こちらのURLをクリック https://youtu.be/b3rccFaMNc4


『田宇編曲 二胡二重奏曲集 T(中国民謡篇)』 発刊!

 





『二胡之友』第55号(2018年秋号)〜第60号(2019年冬号)に掲載の曲をさらに練り直し、このたび『二胡二重奏曲集 T(中国民謡篇)』として皆さまが演奏しやすい形にまとめました。
 それぞれの曲の実演はYouTubeにて視聴できます。
 この曲集は終わりではなく、始まりと思っています。今後は「二胡二重奏曲集 II」、「二胡二重奏曲集 V」‥と続けてお届けできるよう努めます。
 日本の二胡愛好家の皆さんに、私の二重奏曲集が気に入っていただければ幸いです。そして日本の二胡界が重奏の面でもますます発展できますよう、お祈りします。(田宇)

『田宇編曲 二胡二重奏曲集 T(中国民謡篇)』
編曲・解説:田宇
譜面:数字譜、五線譜、ピアノ伴奏譜
掲載曲:斑鳩調・龍船調・太陽出来喜洋々・山歌好比春江水・遠方的客人請?留下来・小白菜
発行者:弦悦二胡学院
発売元:日中音楽交流協会
お問い合せ/購入:info@nikonotomo.com
定価:1,200円+税


アマチュア楽団リサーチ アンケート調査協力のお願い

 本誌第57号(2019春)及び第58号に掲載した「トレンド・リサーチ アマチュア楽団の今」では、広くアンケート調査を実施した結果をまとめ、全14団体の活動状況をご紹介しました。しかしこれはほんの一部に過ぎません。日本全国にはさらに数多くの二胡愛好家の合奏グループが存在すると思われます。アマチュアリズムを大切にするスタンスを保ちながらボランティア演奏を続ける数人のグループから、既に確固たる活動歴を築き上げているセミプロの中国民族楽団まで、規模や活動状況も多種多様ですが、『二胡之友』では、調査の対象を「二胡をきっかけとして、合奏の楽しみを共有する人々の集まり」とゆるく括り、多くの団体からのアンケート回答を募り、その結果を記事として、グループの活動をご紹介して行きたいと思います。
 つきましては、合奏グループの活動をされている皆様には是非とも下記アンケート調査のご回答をお寄せいただきたく、ご協力をお願いいたします。
メールにてご一報ください。info.nikonotomo.com

 
CONCERTINFORMATION


楊雪 二胡コンサート2021〜伝承〜新たなる旅路へ

◎日時:2021年10月30日(土)
 17:00開演(16:30開場)
◎会場:日経ホール
 (東京都千代田区大手町1-3-7日経ビル)
◎出演:楊雪(二胡)、
 細井豊(ピアノ・シンセサイザー他)、
 御木裕樹(和太鼓)、鈴木美香(ピアノ)、
 井上とも子(チェロ)、
 澤井雅恵(生け花)(郁生流家元)
◎特別ゲスト:楊興新
◎協演:楊雪二胡楽団
◎料金:全席指定6,000円(税込)
 ファンクラブ会員は10%割引
◎チケット:楊雪音楽事務所 TEL03-6427-5402
 チケットぴあ Pコード200-276
 TEL0570-02-9999
 WEB:https://yangyuki.com/concert2021/


賈鵬芳二胡コンサート 秋の音楽会

◎日時:2021年10月31日(日)
 15:00開演(14:00開場)
◎会場:富士宮市民文化会館・大ホール
 (静岡県富士宮市宮町14-2)
◎出演:賈鵬芳(二胡)、美野春樹(ピアノ)、
 石川智(パーカッション)、伊丹雅博(ギター)、
 齋藤順(コントラバス・ベース)
◎スペシャルゲスト:
 桑山哲也(ボタンアコーディオン)
◎料金:全席指定3,000円 当日3,500円
 ※未就学児は入場不可。
 密集を避けるため隣席を空けた座席配置となります
 (隣り合わせの購入はできません)。
◎チケット:富士宮市民文化会館
 (窓口9時〜、電話・WEB予約13時〜)
  WEB:https://fujinomiya-kosya.com/bunka/ticket1.html
 チケットぴあ Pコード199-573 TEL0570-02-9999
◎主催・問合せ:(公財)富士宮市振興公社 (富士宮市民文化会館)TEL0544-23-1237
◎後援:富士宮市教育委員会・富士宮市国際交流協会
 富士ニュース社・岳南朝日新聞社・Radio-f


シルクロードの旋律を奏でる21
陳臻 中国二胡リサイタル“魂”

◎日時:2021年11月7日(日)
 14:00開演(13:10開場)
◎会場:横浜市岩間市民プラザ 4Fホール
 (神奈川県横浜市保土ヶ谷区岩間町1-7-15)
◎出演:陳 臻(二胡、高胡、中胡、板胡)
 諸井博子(ピアノ) ほか
◎予定曲目:河、牧羊女、ガブリエルのオーボエ、
 島人ぬ宝、フォーエバー・ラブ
◎料金:全席指定 前売3,000円 当日3,300円
◎チケット:
 横浜市岩間市民プラザ3F受付カウンター
 TEL:045-337-0011  http://iwamaplaza.jp/
※窓口直接販売、電話予約後引取り、郵便振替後郵送
◎主催:横浜市岩間市民プラザ


没後25年 世界的現代音楽家・武満徹をしのんで
しんしさくらく〜参差錯落〜

現代音楽家・武満徹の曲を軸に、地歌舞や中国少数民族の舞踊家が、多様な楽器とともに独自の解釈で創作、振り付け、音作りで、武満徹が本来望んだ「自由な音楽」をフリースタイルで披露。解説、朗読、語りもあり。
◎日時:2021年12月18日(土)
 13:300開演(予定)
◎会場:朝陽会館 大阪市北区天神橋
 (地下鉄谷町線・堺筋線南森町駅、JR東西線大阪天満宮駅)
◎出演:地歌舞古澤流二代目家元/古澤侑峯
 中国ダイ族舞踊家/遠藤智子
 筑前琵琶/片山旭星
 二胡・革胡/Xeno△
 (鳴尾牧子、川野真広、重松涼子)
 横笛/阿部慶子 インディアンフルート/高田知華
 ギター/高田よしひで郎 歌/卯川あこ MC/菓子田圭子
◎企画・演出・主催:伝統芸能サポートソサエティ
◎チケット:4,000円(全席指定/約80席)
 氏名・住所・電話番号・チケット枚数を明記しメールまたはFAXにて申込
 bunkaevent@clip-clip.com 06-6843-1803
 *お問い合わせは上記メールまで
 [SNS] Twitter:@bunka0313 Instagram:@bunka0313 Facebook:@bunka0313

 
EVENT REPORT

「香巴拉(シャンバラ)音楽鑑賞会」

 3、6、9、12月の第三日曜日、14時から、蕨市の「庵洞 香巴拉」において開いている「香巴拉(シャンバラ)音楽鑑賞会」も新型コロナの感染状況を受け、少し変則的に、三か月継続で同一内容を実施の予定です。

◎第66回 6月20日(日)『ヒマラヤ風情−チベット・シガツェ地域の音楽』(VCD)



 シガツェ市は、チベットではラサに次ぐ大都会、地域全体としては面積が日本全体の半分という広さながら人口はわずかに60万人台、という極端に人口密度の少ない地域です。しかし、大河ヤルツァンポの流域にあってチベットの穀倉地帯とも言われているなど、文化的、経済的にも豊かな土地でもあります。南にはネパールとの国境に世界最高峰のチョモランマ(エベレスト)がそびえます。
 今回の鑑賞資料『喜馬拉雅[ヒマラヤ]風情』は、3年前のシガツェ市への旅で、チベット人街の一角にあったDVD屋さんで見つけた資料です。タイトルが漢語であったため、最初に目に入った資料でした。シガツェ地区の文化局が製作したものと分かり、現地の音楽がどういう形で保護保存されているかを理解できる絶好の資料、と思えたのです。
 シガツェのシンボルでもあるタシルンポ寺、その座主で1989年に亡くなったパンチェン・ラマ十世のことなど、この地域の歴史を大まかに勉強した後、鑑賞に入りました。
 内容は、「ヤルツァンポの源」、「女神[チョモランマ]の姿」、「ニャン河[ヤルツァンポの支流]の招き」の三単元で構成され、11の作品が収録されています。いずれもシガツェの各地域に伝わる土臭い民族音楽ばかりで、大いに楽しめる資料です。古典的な宮廷音楽、アチェ・ラモというチベット劇、この地方独特のトゥイシエなどの集団舞踊から、最近の創作舞踊まで、一通りの芸能や音楽が楽しめます。地元の人々による素朴な芸能、見事な民族衣装…、秘境大好き人間にはたまらない内容です。チベット側から見ると意外となだらかな稜線で女神という名前にふさわしいチョモランマの姿など、背景となる現地の豊かで壮大な自然もやはり魅力です。
 収録曲はどれも面白く、登場する楽器もまた興味深いものです。チベットで一番広く使われている楽器にダムニャンという六弦琴があります。ダムニャンを集団で演奏しながら踊りまくる《飛弦踏春》は、ラツェ県の農民たちによる創作で、かなり激しい踊りです。また同じ集団舞踊である《琴胡諧韻》では、ダムニャンとともに二胡に似たピワンが登場します。そのピワンはカム(東チベット)のものと違い弦は三本、かなり大型で演奏の仕方も違っています。標高4000メートルという高地での激しい動き、にも驚きです。このような資料は現地まで行かないと見つけることもできないのだな、と痛感します。
 なお今回は9か月ぶりに、民族音楽大好き人間のお二人の方がお見えになりました。次回は一つの地方だけでなくチベット全体の視野に立った映像資料を鑑賞します。 (庵洞 香巴拉 安藤)

☆「香巴拉(シャンバラ)音楽鑑賞会」 今後の予定(毎回14時〜)
 第67回 2021年9月19日(日)チベット音楽概観(DVD)
 抗コロナ対策により、2021年10月17日、11月21日にも行います。
 問合せ先:「庵洞 香巴拉」.048-442-3543 e-mail:untiku31@wcv.jp