東京では毎年、さまざまな規模、内容の二胡教室発表会が数多く開催されています。しかし、昨年はコロナ禍で開催を見送った教室が多く、また、引き続き新型コロナの流行が続く状況のもと、今年も開催を躊躇している教室も少なくありません。そのような中で、二胡教室として屈指の規模と歴史を持つ天華二胡学院東京教室が、7月11日に無観客配信という形に挑戦し、発表会を開催しました。
 今号の巻頭では、この発表会を取り上げ、開催概要と曲目の記録、運営に携わった関係者への取材、参加者からのレポ、配信を観た立場からの野次馬的感想をまとめ、コロナ禍での発表会の一つの実施例として、多角的にご紹介します。今まさに、発表会開催を迷っている教室関係者の方々の判断の一助になりましたら幸いです。
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