2019年夏休み江西二胡ツアー レポート
【寄稿】田宇
江西省出身の私は、来日以降ずっと日本人の二胡愛好者を連れて江西省に行きたいと思っていました。やっと諸条件が熟したので、去年の年末に四泊五日の二胡ツアーを企画し、単純なツアーでは意義がないと思って、演奏の機会もたくさん入れました。
江西省は福建省と湖南省の間、長江の南、広東省の北にあり、亜熱帯モンスーン気候です。8月は亜熱帯高気圧の影響で、とても暑いです。
今回のチームは東京弓弦楽団と弦悦二胡学院の混成チームで、18人。揚琴演奏家の張林先生が皆さんを連れて、東京から朝の飛行機で杭州に飛びました。杭州からは貸切りの高速バスで5時間かけて、19:00頃に世界遺産の三清山に着きました。片道一日がかりです。実はこれが一番早く且つ便利なルートです。私は先に里帰り、親戚の所を巡ってから、三清山のホテルで皆さんと合流。
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2019年 無錫-江陰 敦煌杯視察を終えて
【寄稿】西泉中国楽器販売合同会社代表CEO 内藤ゆみ子
「敦煌杯」コンクールは上海民族楽器一厰により2009年に企画され、楽器協会とともに主催。公平・公正をモットーに琵琶、古箏、二胡のコンクールを輪番で実施しています。第一回開催以来、伝承・継承を基軸に、プロ、アマチュアのレベル向上と発展に寄与し、今や「金鐘奨」「文華杯」と並ぶ中国三大民族楽器コンクールの一つになっています。
私が代表CEOを務める西泉中国楽器販売合同会社は、2016年10月に設立し、2019年上海民族楽器一厰の正規取引代理店認可(日本初)を得て、同社との多岐に渡る連携が可能となりました。これにより、今回敦煌杯の正式視察が可能となった次第です。
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