辜存雄(こ・そんゆう) 二胡レクチャー in Japan に参加して
二胡演奏家・指導者の田宇氏が、大学時代からその二胡を愛用しているという中国龍韵二胡の辜存雄氏がこのほど来日され、東京で二胡の制作やメンテナンスなどのレクチャーが開催されました。かねてより二胡の構造や調整に強く興味を持つ筆者としては、聴講は必須とばかりに参加してきました。
田宇氏は、今年に入って2度辜氏の工房を訪れ、二胡のケア、メンテナンス、修理の研修を受けられていますが、辜氏来日に合わせてそのノウハウを日本の二胡愛好者にも伝えたい、との思いでこのレクチャーを企画されたとのこと。
このレクチャーは有料であり、その内容に関してここでは詳細には書きませんが、いずれかの機会に、田宇氏が「二胡の科学・番外編」として詳細を纏められることを期待します。
(詳細は本誌をご覧下さい)
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2018年9月17日(月・祝)、豊島区の南大塚ホールに於いて、こたにじゅん二胡教室 第6回発表会が開催されました。
参加される生徒さん達の二胡歴は、短い方で1年、長い方では10年以上。発表会といえば、経験の浅い方から始まりベテランの方で終わるのが一般的ですが、この教室では、くじ引きで決まるそうです。生徒さん達のドキドキが高まっていくのを見るのが、先生の楽しみの一つだとか…。その為、ベテランさんが一部で演奏し、二部の後半で初心者さんが演奏するという事がよくあります。
客席には出演される生徒さんをはじめ、その友人や知人、家族、他の教室の生徒さんも多く見られ、開演を待ちます。
静寂の中ステージ上に現れたのは、こたにじゅん先生。
「6回目となりますと、生徒のレベルが少しずつ上がってきたという実感があります。新しい人も入り、曲の幅が広がってきました。これからもよろしくお願いします。」と挨拶をされ、いよいよ開演。
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【寄稿】王永徳老師に学ぶ 中国音楽と二胡の基礎 続々
【寄稿】田島糸十子
上海音楽学院教授・王永徳先生を京都にお招きしての二胡講座「王永徳老師に学ぶ 中国音楽と二胡の基礎」。シリーズ3回目を迎えた今年、9月初旬に襲来した台風の影響を受けつつも無事予定通り開催されました。以下王先生のレクチャー形式で講義内容のほんの一部をご紹介させていただきます。
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