第39回 秋山さくら先生の紫檀二胡

  ?好!『二胡之友』が季刊化したため、皆に会えるまでの時間が長くなって淋しい思いをしておったぞ(泣)、ご存知アルフー老師じゃ。この冬は本当に冷え込みが厳しいが、皆は風邪などひかず元気に過ごしておったじゃろうか? さて、今回は関東方面に名器を所有する二胡奏者がおるとのことで、キン斗雲の舳先を東へと向け、目的地までかっ飛んだぞぉ〜!! 降り立ったのは、関東平野の北西部、日本一のだるまの生産地で有名な群馬県高崎市じゃ。この街で名器を所有しておるのは、二胡演奏家で講師の秋山さくらさんということじゃった。爺が辿り着いたその場所は、JR高崎駅からほど近い楽器店「ミュージックランドKEY高崎店」じゃ。扉をくぐるとそこにはエレキギター、ベース、ドラムからデジタル機器、ピアノ、管楽器や二胡まで、様々な楽器が所狭しと並んでおるではないか! 何でも高崎は有名バンドを輩出したロックの聖地ということじゃ。そんな音楽の街で出迎えてくれたのが、KEY高崎店のスタッフで二胡講師も務めておるという秋山さんじゃ。この爺の突然の訪問に対して、とても気さくに受け答えしてくれたぞぉ〜い(泣)
 秋山さんは地元高崎出身で、幼少期よりピアノを学び、8歳から地元のジュニア(以下Jr.)オーケストラでバイオリンを始め、後にクラリネットを学んだということじゃった。創造学園大学音楽学科クラリネット専攻卒業なんじゃが、大学の副科目で二胡を選択したことがきっかけとなって、現在の道に進むことになったそうじゃ。そんな秋山さんが現在、メインに使用しておる楽器は、上海の二胡製作師「施忠」氏製作の上海式アフリカ小葉紫檀二胡ということじゃった。それでは早速、紹介させてもらうことにしよう。
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