第5回 中国音楽フェスティバル報告
【寄稿】中国音楽フェスティバル実行委員会事務局・中田勝美
「中国音楽を愛好する人々、グループ、団体が一堂に会して演奏を行い、互いの交流を図る場」として2010年4月に第1回が開かれた中国音楽フェスティバルも、今年は第5回という区切りの回を迎えることになりました。
4月30日(日)、前回と同じ会場であるクレオ大阪中央ホール(大阪市天王寺区)には23団体284名の参加者が集まりました。今回は残念ながら、諸事情により海外からの参加はなく、国内からだけの参加になりましたが、出演者は3名から40名までの団体となり、また新たに4団体が参加するなど、新規の団体が増え続けています。地域別では近畿圏のほか東京からの参加もあり、また年齢では10歳から70歳代まで幅広い層の参加となっています。
日時:2017年4月30日(日) 13:00開演 会場:クレオ大阪中央
【主催】
中国音楽フェスティバル実行委員会
【第5回中国音楽フェスティバル参加団体(出演順)】
1、清音水韵二胡団(40名)
2、シルクロード合奏団中国楽器組(10名)
3、妙啼曲社(4名)
4、太太楽団東京(10名)
5、百花(ももはな)弾撥楽団(8名)
6、シャングリラ(7名)
7、K-scope(11名)
8、紅蓮工廠音楽班(4名)
9、移情閣二胡同好会(14名)
10、DaiQian古箏キッズ楽団(5名)
11、DaiQian古箏ティーンズ楽団(3名)
12、玲子楽坊(7名)
13、K.N.G13(13名)
14、小江南曲社(6名)
15、DaiQian古箏楽団(7名)
16、天天〜ティエンティエン〜(3名)
17、Asian Wind(アジアンウインド)(3名)
18、十三堂楽団(28名)
19、聞韶二胡楽団・月韶楽団(26名)
20、長弓の会(16名)
21、鳴尾弦楽団(37名)
22、天翔楽団(18名)
23、Xeno Quartet(4名)
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天華二胡学院 大阪教室 第11回発表会
【寄稿】三澤砂智子
去る6月4日(日)、天華二胡学院大阪教室の第11回発表会が開催された、今回の会場は、クレオ大阪東館のホール。ここは、教室主宰である賈鵬芳氏の来日10周年記念リサイタルとして、初めて大阪でコンサートが開かれたホールなのだそうだ。そのコンサートを聴いたことがきっかけとなり、二胡を始めた生徒さんもいるかもしれない、と思いを馳せながら舞台を鑑賞した。
発表は、クラス発表と大合奏が中心となったスタイル。更にオーディションを経て選出されたソロ、デュオ、セッションでの演奏もあった。今回は伴奏にピアノの北川美晃さん、揚琴の沈兵さんをお迎えしたということもあって、クラス合奏は、ピアノと揚琴伴奏の曲が1曲ずつ選ばれていた。ピアノ伴奏の曲では、市販されレッスンにも使われている『二胡で奏でる?』シリーズからが中心。また揚琴伴奏では、教本『二胡を極めよう』シリーズから中国曲が選ばれ、近頃は楽しむ機会の少ない二胡と揚琴での演奏の数々をたっぷりと鑑賞できた。
日時:2017年6月4日(日)13時開演
会場:クレオ大阪東館
出演:天華二胡学院生徒一同、賈鵬芳、伴奏:沈兵(揚琴)、北川美晃(ピアノ)
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こたにじゅん二胡教室 甲府教室
第4回 生徒発表会 & 講師ミニコンサート
【寄稿】黒澤志津香
2017年5月21日 (日) 、山梨県甲府市の県立図書館において、こたにじゅん二胡教室 甲府教室の第4回発表会が開催された。太陽光を目一杯採り込める造りの近代的な建物の多目的室に、緊張した面持ちの生徒さん達が続々と集まった。二胡歴もさまざまで、始めてから8ヶ月の生徒さんから、10年を超える生徒さんまでいるという。
こたに氏の故郷である甲府に二胡を広めるべく、教室が開かれて5年。それは2012年、ライブをしていた喫茶店『どんぐり』の二階を借りてのスタートだった。当時のことを感慨とともに振り返っているうちに、開演が迫った。
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