第26回 竹内有希先生の老紅木二胡
中国は国慶節を過ぎたが、ここ日本でも本当に暑く天災も多かった夏が過ぎ、次第に肌寒くなって来たのう、ご存知アルフー老師じゃ。アレルギーの爺は秋花粉に悩まされておったが(泣)、皆は元気にしておったじゃろうか。さて、前回は東京で活動を始めた若手新進二胡奏者のもとを訪ねたが、今回は、またもや中部地区に名器を所有した二胡奏者がおるとの噂を消息筋から入手したため、キン斗雲の舳先を西へと向け、目的地へと向かったぞ!今回降り立った場所は、香り高い西尾抹茶でも有名な、愛知県西尾市じゃ。この街を拠点に演奏活動をしながら教室を開講し、名器を所有しておるのは、二胡演奏家で講師の竹内有希さんということじゃった。お会いしてみると、スラッと長身で見目麗しくも、とても気さくで親しみやすいこの先生、これからレッスンが始まろうという忙しい中じゃったにもかかわらず、この爺の突然の訪問を親切丁寧に迎え入れてくれたぞぉ〜(泣)
竹内さんは、2007年にひょんな切っ掛けから二胡に出会ったということじゃったが、大人になってから始めた楽器にもかかわらず、不器用な自分でも弾けるんだ!という可能性や喜びを知り、二胡の奏でる音色や楽しさにひたすら魅了されて行ったということじゃったよ。そんな竹内さんが現在、演奏活動やレッスンにおいてメインで使用しておる楽器は、中国楽器店「龍胡堂」特注の古月琴坊明清老紅木二胡ということじゃった。それでは早速、本人のコメントを交えて紹介させてもらうことにしよう。
(詳細は本誌をご覧ください)
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