中国茶を飲みながら中国音楽を楽しむ 茶館銀芽


 2015年9月11〜13日、1年振りに「茶館銀芽」が開かれました。会場は大森の山王オーディアムというホール。この茶舘開館は不定期ですが、毎回金曜日〜日曜日の三日間だけ。1997年3月から始まり、最初は神谷町のギャラリーチャコ、次に神宮前のギャラリーY&Yと移り、2002年から、山王オーディアムで続いています。本来は年に数回だったのが、主宰者と会場の都合で徐々に回数が減り、最近は年1〜3回となっています。
 この茶舘の特徴は、「お茶」に特化するのではなく、お茶を中国文化の一環ととらえて、いろいろな中国の文化を紹介するところにあり、毎回、中国茶、中国ライブ、中国関連の展示から成っています。
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第3回国際江南絲竹コンクール 参加報告
寄稿 小江南曲社 吉澤英知


 2015年9月19〜21日、中国浙江省杭州で開催された第3回国際江南絲竹コンクールに、「小江南曲社」も参加しました。この大会は中国国内だけでなく中国国外からもプロ・アマチュアが集まる江南絲竹の祭典で、第1回は2011年に上海で開催。以来、江南絲竹の本場である上海市、江蘇省、浙江省にて2年に一度開催されることとなり、今年は浙江省杭州での開催でした。
 「小江南曲社」は二胡教室を主宰する村田順一氏を中心に、2010年に大阪で開催された「第1回中国音楽フェスティバル」をきっかけとして関西の江南絲竹愛好家が結成したグループで、これまで各種イベントや茶館、カフェなどで江南絲竹を演奏してきました。今回のコンクールに参加できないメンバーもいたのですが、「ぜひ、本場の江南絲竹コンクールに参加することで、直に江南絲竹の雰囲気を感じてみたい」という想いがあり、7名の訪中団を結成しました。
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