今回の巻頭インタビューでは、『二胡之友』では異色の人物、瞳みのるさんにお願いしました。瞳さんは、1966年11月からテレビ、ジャズ喫茶出演、1967年2月レコードデビュー、1968年から解散の1971年1月まで、熱狂的に愛されたグループサウンズの「ザ・タイガース」で“ピー”の愛称でドラムを担当し、日本人アーティストとしては初の単独日本武道館での解散公演後、芸能界から一切離れ、中国語・漢文の教師として慶應義塾高校で33年間、教鞭を執られました。そして、2011年9月から、沢田研二のライブに参加するという形で音楽の世界に復帰、研究者としての生活を続けながら、日中交流も実践されています。その一環として、本誌36号に『仲麻呂と楊貴妃』観劇レポートを掲載したように、中国を舞台にした劇も創作し、出演もされています。異例の2時間以上に及ぶインタビューでしたが、嫌な顔もせず、お付き合いいただいたことに感謝します。
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