このページでは、皆さまからいただいた二胡に関するイベントや様々な活動の情報を掲載しています。
※NiCOMMUNITYでは皆様からのイベント情報を募集しています。情報はこちらにて受け付けております。
CONCERT&EVENT INFORMATION

来日10周年記念【 田宇二胡コンサートin札幌 】
















この度の新型肺炎の影響で、やむなく5月30日→9月12日に延期となりました。 ◎日時:9月12日(土) 13:00開場 13:30開演
◎場所:ザ・ルーテルホール 札幌市中央区大通り西6丁目3-1
    (地下鉄・大通り駅・1番出口徒歩3分)
◎料金:3000円 (全席自由)
◎出演者:田宇  ゲスト:陳柳伊 ピアノ:水口真由
◎曲目:月夜、情熱大陸、鳥の人、天山風情、他
◎ご予約:チラシのQRコードを読み取っていただくか、下記のアドレスのフォームよりお申し込みください
PC用 https://ws.formzu.net/fgen/S23166993/
スマホ用 https://ws.formzu.net/sfgen/S23166993/
◎お問い合わせ:田宇二胡札幌事務局 090-2761-6398
        tianyu_sapporo@yahoo.co.jp
◎主催:田宇二胡札幌事務局
◎共催:弦悦二胡学院
◎後援:札幌市 札幌市教育委員会/北海道新聞社/NPO法人日本二胡振興会/日中音楽交流協会「二胡之友」

田宇二胡セミナーin札幌

この度の新型肺炎の影響で、やむなく延期となります。詳細は決定後お知らせいたします。

弊誌第61号をご購読の皆様へお詫び
第61号ニコミュニティp.40 EVENT INFORMATION 「田宇二胡セミナーin札幌」の主催の表示が編集部の手違いで間違って掲載してしまいました。 正しくは、「主催:田宇二胡札幌事務局」となります。深くお詫び申し上げます。

 
INFORMATION

大好評を博している田宇の二胡教本『二胡演奏の科学 理論と実習』に即したDVD
販売終了間近! 

 教本では詳細な解説と多くの写真を掲載していますが、動きと音が分かるともっとコツが速くつかめるに違いないと考え、田宇の解説と演奏を聴きつつ、動きを見て音を聴き、真似をしながら練習できるように、DVDを作りました。DVDのメニューから見たいところを選べるように作ってあります。高画質で見易い!ぜひ練習にご活用下さい。
※好評につき、在庫僅少となり、3月末日にて販売を終了させていただきます。

DVD紹介動画をYouTubeで見れます!
https://www.youtube.com/watch?v=N_u8uA3JDAQ&feature=youtu.be

◎発売元:弦悦ミュージック ◎解説・演奏:田 宇
◎お問い合わせ・申込み先:弦悦ミュージック(E-mail:genetsu25@gmail.com)
        

★田宇編著の教本
「二胡演奏の科学 理論と実習」
動画版 上巻(1時間9分29秒)
¥6,000(税別)
第2章 右手の弓の持ち方/ 第3章 手首の動かし方と換弦/ 第4章 左手の持ち方/ 第9章 トリル/ 第5章 保留指/

★田宇編著の教本
「二胡演奏の科学 理論と実習」
動画版 下巻(1時間22分24秒)¥6,000(税別)
第6章 ポジション移動/第7章 ビブラート/第8章 スタッカート/ 第10章 ハーモニクス/第11章 運弓/

★上下巻セット ¥10,000(税別)

田宇の二胡教本
「二胡演奏の科学-理論と実習」好評発売中

 『二胡之友』に「二胡演奏の科学」を連載し、それに基づくセミナーを3年半開いた二胡奏者田宇の教本発行。
 「二胡を学ぶ人には、誰でも上達してほしい。そのためには基本が何より大切」をモットーに書かれており、『二胡之友』連載文に加筆訂正、写真を増やし、田宇作曲の練習曲も入っている。教本を見開きで譜面台に置いて、見ながら練習できるように作られている。

◎編著:田宇
◎ページ数:本文64ページ
◎発行者:日中音楽交流協会
◎価格:本体2000円+税
◎申込み先:『二胡之友』(E-mail:info@nikonotomo.com)
      ラサ企画(090ー2725-7381 E-mail:lasanon@db3.so-net.ne.jp)

 
EVENT REPORT

第60回 香巴拉(シャンバラ)音楽鑑賞会

3、6、9、12月の第三日曜日、14時から蕨市の「庵洞 香巴拉」において開いている「香巴拉(シャンバラ)音楽鑑賞会」の内容のご報告です。

◎第61回12月15日 中国−諸民族の音楽を追い求めてU.未来に向けての模索








 昨年の10月、NHKのBSで「中国秘境 謎の民『木馬氷上を馳せる』」という番組が放送されました。中国の新疆ウイグル自治区イリ・カザフ族自治州最北端のアルタイ地区に住む人々の記録でした。アルタイ山脈の南麓にあるこの地域には、氷河やカナス湖などのたくさんの湖、緑豊かな大草原など、極めて美しい風景が広がります。殆ど知らなかった地域ですが、現地の人々の歌も紹介され、それも魅力あふれるものでした。モンゴル民謡に似た歌で、独特の発声法のホーミー、口琴、馬頭琴、トプショールといった特色ある民族楽器も登場します。最近、『旱獺(han ta)-Marmota(2017)』というCDを入手しましたが、内容はこのアルタイ地区のトヴァ族の音楽グループ「旱獺楽隊」の資料でした。旱獺(han ta)とは、齧歯目(げっしもく)リス科の小動物マーモットのことで、モンゴル語では「タルバガン」と言います。このCDは、現地の若者たちが民間の芸人たちを訪ね歩き取材した伝統音楽を、今風にアレンジしたもので、正にこの地域の音楽がベースになっています。素敵だなと思いましたが、映像がないため鑑賞会で使うには物足りない、と感じていました。しかし、ネット上で検索すると、観光地としてのカナス湖一帯には「旱獺楽隊」の他にも同じようなバンドがいくつかあることが分かります。鑑賞会ではCDと同じ「旱獺楽隊」の映像を選び、スクリーンに映して楽しみました。また、隣接するロシア側のアルタイ共和国のグループ「Altai Kai」の映像もネットで探し出し、楽しんでみました。
 インターネット上の映像を利用するアイデアは、昨年都内で行われた「カザフスタン音楽」の講座で知り、当鑑賞会でも試してみた次第です。従来、なかなか聞くことの出来なかった音楽も、音質や画質を気にしなければ、容易に味わえるようになっています。これは逆に、辺境といわれる地域でも、条件さえ整えば自らの音楽を世界に発信できるというわけです。自らの民族文化を追い求める人々の動きと結びつくことで、消滅の危機に瀕している音楽文化が再生されるかもしれません。
 鑑賞会では、内モンゴルに居住するエヴェンキ族の音楽文化の発掘保存に努めるブレンバヤル、ウリナ夫妻の活動、雲南省西南部西盟のワ族、ハニ族などの音楽をベースにした「Kawa楽隊」なども紹介しました。このような流れの先駆的グループとして、モンゴル族中心の「杭蓋楽団(Hanggai)」(2004年結成)がありますが、「民族揺滾(民族ロック)」とも言える内容です。ダイナミックな馬頭琴のリズムなど聞いていると、伝統的な要素と当世風がうまくミックスされていると感心し、新しい伝統はこういう所から広がっていくのかなと思いました。  (庵洞 香巴拉 安藤)

☆「香巴拉(シャンバラ)音楽鑑賞会」
 今後の予定(毎回14時〜)

 第62回 2020年3月15日(日)に開催を予定していた「チベッタンポップス[ クンガー、ヤートン ほか」の回はコロナウイルス感染予防のため、延期します(期日未定)。
 第63回 2020年6月21日(日) 未定
 問合せ先:「庵洞 香巴拉」.048-442-3543 e-mail:untiku-sai@warabi.ne.jp

 
CONCERT REPORT

南響楽団(Tropical Harmony Ensemble)
@サクライースト10周年記念コンサート

 ◎2019年12月20日(金) 18:00 ミューザ川崎市民交流室
◎演奏曲目  1.ソーラン節  2.いのちの名前  3.両忘煙水里  4.ドレミの歌  5.The Rose  6.ウェスタンソングメドレー  7.阿美族舞曲  8.世界に一つだけの花  9.海の声  10.クリスマスソングメドレー  11.平湖秋月  12.シンガポールソングメドレー  13.翼をください
 南響楽団は、2009年12月、シンガポールで二胡を弾く日本人がアンサンブルを楽しむために結成されました。発足当時から、Eason Music School のサポート、Chin Yen Choong(陳彦聡)先生(Ding Yi Music Company コンサートマスター)のご指導を受けています。
 そのメンバーの中から帰国した4人で立ち上げた東京支部は、サクライーストとして現在では約20名が在籍し、月1回の活動を続け、中国音楽愛好者の集いやロビーコンサート等に参加しています。
 発足時はメンバーの殆どが初心者で、アンサンブルに四苦八苦でしたが、次第にハーモニーを創る楽しさに魅かれていきました。当時はアンサンブルの楽譜が手に入らず、先生とメンバーで編曲を始め、今もそのスタイルを続けています。
 今回の10周年コンサートでは、これまでの中から思い出深い曲でプログラムを構成しました。日本の調べに挑戦した「ソーラン節」で幕開け。幾度も弾いてきた「いのちの名前」と続きました。四重奏や中胡に取り組んだ「両忘煙水里」「The Rose」。皆さんが知っている「ドレミの歌」や「世界に一つだけの花」では、観客の方も口ずさんで楽しんでいただけたようです。初めて慰問演奏した時の曲「エーデルワイス」に「Top of the World 」等6曲を加えたウェスタンメドレーや、南響楽団ならではのシンガポールメドレー。このシンガポールメドレーには、多民族国家の特色を表したいと、ごちゃまぜと言う意味の「Rojyak」とタイトルを付けました。
 お招きしたChin先生は「阿美族舞曲」と「平湖秋月」でソロ演奏を披露してくださり、温かいお人柄溢れるインタビューでもコンサートを印象的なものにして下さいました。
 締めくくりはシンガポールのメンバーと一緒に「翼をください」を演奏。Chin先生から「君たちにもう指揮者は要らないね」のお言葉を頂戴しました。音を聴き合うアンサンブルが漸く出来てきたのでしょうか‥先生のお言葉を支えに次のステップへ練習を続けたいと思います。
(南響楽団 梅澤麻輝子 記)

 
CONCERT INFORMATION

張勇二胡リサイタル『花鳥風月』

風薫る季節、「花鳥風月」をテーマに美しい自然をモチーフとした曲など中国や日本の名曲を二胡奏者・張勇のリサイタルがお届けします。

◎日時:2020年5月4日(月・祝)14:00開演 13:30開場
◎会場:古賀政男音楽博物館 けやきホール(東京都)
◎出演:張勇(二胡) [伴奏]姜小青(古箏)/銭騰浩(笙)
◎曲目:「漁舟唱晩」「瑶族舞曲」「梁祝」「漢宮秋月」「鳥投林」「花」「芭蕉布」「ホラ・スタッカート」ほか ◎料金:4,500円(全席自由)
◎問合せ:張勇二胡研究会 047-363-0783