第一回沖縄二胡フェスティバル 〜中華音楽の調べ〜
【寄稿】二胡姫店長 上地エリサ


 2018年3月11日、沖縄県南城市文化センターシュガーホールにて、「第一回沖縄二胡フェスティバル〜中華音楽の調べ〜」が開催されました。参加人数は130名を超え、沖縄本島、離島(石垣島)、東京、広島、台湾、中国とさまざまな場所から、二胡を学び、愛する人々が集まりました。来場者も600名を超え、5時間強という長時間にもかかわらず開演から終演まで満員を超える満員!こんなにも二胡を愛する方々が沖縄にいたことに、会場にいたすべての人がきっと驚いたことと思います。
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NIKO ROCK FESTIVAL vol.6『POWER OF TWO STRINGS』
【寄稿】鶴田佐保


 2018年4月15日。この日の開演を待つ客席は、いつにも増して予測のつかない期待に包まれていました。
 そう、この日は二胡としては異例の、4組のバンドによるロックコンサートなのです。
 ことの始まりは、主催者のニコマリさんが地元の小さなお店で行ったニコロックというライブでした。回を重ねるごとに徐々に認知度も高まり、とうとう他の奏者たちも巻き込んで、銀座の地で大きなイベントとして花開いたのです。
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『二胡縁』劉尊海コンサート
【寄稿】竹下友美


 2018年7月28日(土)、東京亀戸のカメリアホールにて、「二胡縁 第八回中国民族楽器の精鋭によるコンサート」が開催されました。今回は、日中平和友好条約締結四十周年記念イベントとして、天津音楽学院の劉尊海教授が招かれ、日本で演奏家として活躍中の3名の愛弟子とその門下生の皆さんが参加し、二胡の名曲の数々が披露されました。司会は、天津音楽学院に留学中に劉先生に師事した日本人の弟子である太田久遠氏が担当。劉先生を日本にお招きしての師弟コンサートは、太田氏にとっても長年の夢だったそうです。劉先生と弟子達の様々なエピソードを交えて進行する、とても温かい空気に包まれたコンサートになりました。
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二胡縁コンサート合奏・二胡合宿に参加して
【寄稿】鶴田佐保


 二胡縁コンサートで感じたことですが、かねてからお話を聞いていた劉尊海先生は、実際お会いしてみると想像よりもはるかに大きな存在の方でした。私の師匠、太田久遠先生の演奏技術や指導方法のみならず、生徒と接する人柄の「みなもと」がこの素晴らしい劉先生であったと分かり、とても感動しました。太田先生の天津留学時代の写真を何枚か、劉先生が持ってきて太田先生に渡しておられ、多くのお弟子さんを抱えておられるのに、10年以上前の一人の生徒の写真を選んで持ってきてくださるところに、お人柄が表れていると思いました。
 二胡合宿では、初日は講義、二日目は「良宵」を課題曲とした演奏方法を学びました。全体を通しての講義テーマは「少しでも早く上達する近道」。その近道とは、「正しい基礎を一歩ずつ着実に身につけること」でした。
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